曇りがちで、寒い1日。昼前から雨・・・。
温暖化だとか、色々な要因で、季節の進み方が、変わってきているのかなぁ・・・と昨日のブログで、書いたけれど、12月中に雪が降る・・・という気象現象も、やはり21世紀に入ってから・・・というカンジが強い。
それ以前は、私の居住地周辺では、北部の山から流れてくる風花が舞うことはあっても、12月中の積雪は、経験がなかった。
子供頃は、12月に雪は、降らない・・・=ホワイト・クリスマスは、あり得ない・・・みたいな感じだったけれど、最近は、12月でも雪が、降る。
雪の降る前の、あの鉛色の雲も、合わせる服の色によっては、最高の美しさがある・・・。
コスチュームは、空の色に合わせるのよ・・・なんてことは、太宰治の『斜陽』で、初めて知った。
おかあさまの編んで下さった襟巻の色が気に入らなかったけれど、或る日、冬空の色と気に入らない襟巻の色が調和して、ほんのりと暖かい・・・そんな場面がある。
おかあさまは、この襟巻と冬の空の色が、どれ程美しいかちゃんとご存じだったのに、私は、それを解らなかった。それでも、無理強いをせず、私がその調和した美しさを理解するまで、何も言わなかった・・・。
太宰治・・・コレは、男の感性じゃないよな~~~と常々思っていたけれど、『斜陽』は、愛人の太田静子の日記が、ベースとなっている・・・らしい・・・。
本日の画像。
冬の灰色の空に似合う様な少し、明るい紫色のシクラメン。
『斜陽』に登場する色の気に入らない襟巻は、ぼやけた淡い牡丹の色のような・・・という記述があったのだけれど、それとは、また違う色で、この色も、灰色の冬空に似合う様な気がする。
黒いコートに、このシクラメンの色のマフラーを襟元から、少しだけ・・・のぞかせる。
差色に良さそうだな・・・と思ったりする。
一昨日、都下の駅ビルのいつも立ち寄って眺めるだけのお花屋さんに、ブラックがかった赤・・・ダークレッドのシクラメンを発見した。
この色も、いい色味だなぁ・・・と思う。大人の赤・・・。
そして、私は、ミルクココアのあの色に、冬枯れの街を感じてしまうのだけれど、あの色味の犬や猫も好きだし、セーターやマフラーも大好きだ。
冬の色は、冷たさを緩和する調和の色彩が、優しくて、美しい・・・。
温暖化だとか、色々な要因で、季節の進み方が、変わってきているのかなぁ・・・と昨日のブログで、書いたけれど、12月中に雪が降る・・・という気象現象も、やはり21世紀に入ってから・・・というカンジが強い。
それ以前は、私の居住地周辺では、北部の山から流れてくる風花が舞うことはあっても、12月中の積雪は、経験がなかった。
子供頃は、12月に雪は、降らない・・・=ホワイト・クリスマスは、あり得ない・・・みたいな感じだったけれど、最近は、12月でも雪が、降る。
雪の降る前の、あの鉛色の雲も、合わせる服の色によっては、最高の美しさがある・・・。
コスチュームは、空の色に合わせるのよ・・・なんてことは、太宰治の『斜陽』で、初めて知った。
おかあさまの編んで下さった襟巻の色が気に入らなかったけれど、或る日、冬空の色と気に入らない襟巻の色が調和して、ほんのりと暖かい・・・そんな場面がある。
おかあさまは、この襟巻と冬の空の色が、どれ程美しいかちゃんとご存じだったのに、私は、それを解らなかった。それでも、無理強いをせず、私がその調和した美しさを理解するまで、何も言わなかった・・・。
太宰治・・・コレは、男の感性じゃないよな~~~と常々思っていたけれど、『斜陽』は、愛人の太田静子の日記が、ベースとなっている・・・らしい・・・。
本日の画像。
冬の灰色の空に似合う様な少し、明るい紫色のシクラメン。
『斜陽』に登場する色の気に入らない襟巻は、ぼやけた淡い牡丹の色のような・・・という記述があったのだけれど、それとは、また違う色で、この色も、灰色の冬空に似合う様な気がする。
黒いコートに、このシクラメンの色のマフラーを襟元から、少しだけ・・・のぞかせる。
差色に良さそうだな・・・と思ったりする。
一昨日、都下の駅ビルのいつも立ち寄って眺めるだけのお花屋さんに、ブラックがかった赤・・・ダークレッドのシクラメンを発見した。
この色も、いい色味だなぁ・・・と思う。大人の赤・・・。
そして、私は、ミルクココアのあの色に、冬枯れの街を感じてしまうのだけれど、あの色味の犬や猫も好きだし、セーターやマフラーも大好きだ。
冬の色は、冷たさを緩和する調和の色彩が、優しくて、美しい・・・。