まだ夜が明ける前の午前4時頃、あたりは、薄っすらと白くなっていました。
少し、うとうとして、明るくなってきたら、随分と積もっておりました。
最近の気象情報は、前日から、大雪注意報を発表していて、16年ぶりの大雪になりそうとのこと。
先の震災以来、気象庁などは、警報が多くなったような気がします。
これから4月にかけての爆弾低気圧だとか、更には台風など、とにかく、自分の身は、自分で守ってください・・・というスタンスのようです。
窓をあけて、窓際に少し積もった雪にふれたら、4日前に降ったさらさらのパウダースノーとはちがって、重い湿雪でした。
それでも、静かに静かに音も無く、積もっていくようです。
本日の画像。
私と外界を繋ぐ800ミリ×800ミリの世界。
冬眠中の私のもとへ、ときどき遊びに来てくれるキジバトくんです。
いつもの枝にちょこんと止まっていました。
雪の中、羽毛がこんもりとふくらんでいるし、背眠するように首をうずめている姿はさすがに、寒そう。
私は、羽毛布団に埋まりながら、窓の外を眺めています。
『お互い、羽があってヨカッタね・・・。』
『何言ってんの。自前じゃないくせに・・・。』
そんなことは、言いません。
ただ、静かに、雪の中でうずくまる鳥。
雪と鳥を眺めながら、静かに、静かに、音も無く過ぎていく如月の土曜日。
心は、波立ちっぱなしだけれど・・・。
静かに・・・。
とても、静かに・・・。