気温30℃に届かず。
涼風が立つ。
6月に咲く花々は、様々あれど、菖蒲(あやめ)や杜若(かきつばた)、イチハツといった直立して、凛とした雰囲気のある川や湿地帯などの水際に咲く花、睡蓮や蓮なども今頃から、夏にかけて咲く植物なのだろうし、まだ少し先かもしれないけれど、梔子(くちなし)や百合(ゆり)などの芳香性の・・・かなり、キツイ香りを放つ白い花・・・などが、目につくようだ。
キツイ…芳香は、先日、相方の車の中にあった、芳香剤の香りに、一撃されて、乗り物酔いと片頭痛などひきおこし、嘔気が酷かったけれど。
車用の芳香剤には、辟易し、カーナビの横についていたのを取り外し、ティッシュにくるんで、ダッシュボードの中へ、仕舞ったのだけれど・・・。
車に乗っている間は、嗅覚が少し麻痺するけれど、再び乗車すると、慣れるまでに時間がかかる・・・。
なんで、あんなにストロングすぎる・・・な香りなんだろうな・・・と思うけれど、どうも喫煙者用らしい・・・。
あの芳香剤程では、ないにしろ、梔子(くちなし)だとか、百合(ゆり)だとかは、むせ返るような香りを放つ。
シャネルのガーデニアとか、ナンバー22(←記憶ちがいかも?)などは、梔子の香りをイメージしたものだろうし、キャシャレルのアナイスアナイスなどは、グリーン系ベースの百合の香りで、コチラは、清潔な感じがする。
湿気った6月の雨の日の車の中や、電車の中では、避けていただきたいのが、この濃厚な6月の花達のかおりだろうか?
いづれにせよ・・・梅雨時の重たい空気の中、濃密な花の香りは、空気中に拡散されて、更に、憂鬱さを増すのではないかと思う。
嗅覚的に頭痛を起こす香りなんだろうな・・・そして、気分は、更に重くなるというか・・・。
6月の花には、そんなイメージがあったりする。
他にも、土壌が酸性かアルカリ性だったか、どちらかに傾くと色が変わる紫陽花(あじさい)なども、6月の花の代表だろうか?
山あじさいやこあじさいなど、今が盛りだろう。
やはり、雨というか、水というか・・・そんなものを連想させる花が多い様な気がする。
薔薇は、5月が真っ盛り・・・かと思っていたけれど、6月もまだまだ見頃のようで、よくお手入れされたよその御宅の薔薇が、フェンスや門扉に綺麗に咲いていて、小雨に打たれていたりする姿を見かけると、6月の薔薇もいいもんだな・・・と思ったりする。
基本的に、薔薇の香りは、好きだ。
6月は、木に咲く花も多そうだ。
白い花で、目立たぬものも多いけれど、よく見ると、花だったりする。
先週訪れた北関東の山の中のダムは、水が少なくて、干上がりそうだった。
暑い夏との予報で、水不足が懸念される貯水量かもしれない。