鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

映画 『真田十勇士』 

2016-09-30 22:17:54 | 演劇・映画

暫くぶりに、朝から晴れ。
昼近くに、雲が厚くなってくる。
お天気、再び、下り坂か・・・。

台風も接近中。


昨日(29日)は、夕刻より、相方と、隣市のシネコンへ、映画『真田十勇士』を鑑賞に。

この作品は、過去に、舞台化(2014年)され、現在、舞台再演中で、映画も公開ということで、最近は、舞台と映画の同時公開というパターンが多いようです。

柳の下に2匹目のドジョウは、いるのかな・・・???

演劇と映画は、たぶん似て非なるもの。同じくくりだけれど、どこか、本質的に相反するものがあるような気がしていますが・・・。

非なるものなれど、似ている。


まず、同じ業界(芸能界?)で、役者(俳優・女優)は、観客の動員数の多い映画で、名前を売り、銀幕のスター(古い)となって、有名になります。

どうしても、観客動員数では、勝負にならない演劇は、おもに首都圏(・・・各大都市など)に集中しないと観客を動員できないから、ひとりあたりの単価も(映画に比べると、ベラボウに)高いですし・・・。

それでも、映画・演劇に共通するのは、公開後のDVDなどのソフト販売で、更なる収益を見込む・・・という形になってきてるのでしょうか?

・・・で、その『真田十勇士』
某・国営放送の大河ドラマでは、現在『真田丸』を放送中。
知略の武将・真田幸村の物語です。

イメージ先行で、真田幸村という人物は、頭脳戦に長け、一流の戦略家というのが、現在迄の認識・・・でしょうかね。

実は・・・本当は、そうではなかった・・・というのが、この映画のプロローグで、実写ではなく、アニメーションで始まります。
スクリーンには、アニメ映画ではありません・・・というお断りのテロップが映し出されます。

真田幸村率いる十勇士の物語・・・なんですが、有名処は、猿飛佐助。
嘘を誠に、誠を嘘に・・・忍者・猿飛を中村勘九郎さんが、歌舞伎テイストで演じます。
佐助と対を成す霧隠才蔵に、松坂桃李さん。空飛んできます。美男さんですね。カッコ良すぎますかね?
ワタシ的に、霧隠才蔵は、オンナと見紛う・・・と表現された司馬遼太郎さんの『風神の門』・・・とここまで書いて、イヤイヤ・・・山田風太郎さんの作品だったか・・・???まあ、そんなイメージ。

脚本が、マキノノゾミさんだから、半分くらい戦闘シーンになるのでしょうかね。
映画ならではのスペクタクルな映像。

加藤雅也さんの真田幸村は、なかなか・・・の出来栄え。この方は、モデルさんだったのよね。