鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

歳末の或る一日②

2019-12-29 23:54:56 | Weblog

風のない穏やかに晴れた日が続く・・・。

今年は、氷点下迄、気温の下がる朝が、数える程しかなく、日中も15℃を超える日があったりで、随分と暖冬の冬入りであったような・・・。

さて。

そんな歳末の日曜日。

早朝6時前に、家人が、私の寝起きする2階部屋迄、上がってきた。

普段から、脚が痛いと言っているので、2階迄、上がるのは、何かトラブルがあるときに決まっている。

私は、夢を見ていたところを起こされ、また何をやらかしたのか・・・と寝ぼけたアタマで、考えるも・・・

『テレビがつかない。』

・・・ということであった。

あのひとが、2階にあがってくるときは、ロクなことがないので、テレビは、些細なことの部類に入る。

階下の家人居室迄、出向き、リモコンのスイッチを押してみるも・・・テレビは、付かない。

テレビ本体の主電源の赤いランプは、付いているので、テレビ本体ではなく、たぶんリモコンだろうと思い、電池を交換すると、テレビは、映った。

こんな些細なことで、寝起きを起こされ、一日中、寝不足気味となり、それから、2時間ばかり、そして夕食後も2時間ばかり眠ってしまった。

年末だから、いろいろとしなければならないイヤなコトが、山積みで、専ら、掃除なんだけれど、なにひとつ手をつけないまま、一日が、終わってしまった。

午後は、カレーなど作り、少し多めに作って冷凍し、年が明けたら、カレー蕎麦にでもしよう・・・と思って、いつもより多めにつくったつもりが、煮て、冷まして、また煮て、余熱で加熱などをして、最終的には、あまり残りがでなかった。

煮込みものは、時間に料理して貰うに限る・・・つまり、煮て冷まして、少し煮て、余熱で、加熱する・・・という方法で、作ると具材に味の沁み具合がよいように思う。

私は、短気なので、長く待つのは、とてもイヤで、ストレスだけれど、早い時間に軽く煮ておいて、あとは余熱で、火を通すという方法で、本格的にやるなら、鍋を毛布などで、包んで、発泡スチロールの箱に入れるという手順を、料理研究家の魚柄仁之助氏が紹介していたけれど、そこまで、するのは、かえって面倒なような気がして、実行したことはない。

それでも、魚柄氏の本は、面白い・・・けど、最近、読書は、全く行っておらず。

昨日、今日と本を読もうと思えば、幾らでも読めたものを、全く時間の浪費をしてしまった。

読みたい本は、山のようのにあるのに、遅遅として進まぬ・・・或る歳末の一日。