鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

売れ残りは、有難い?(貧乏くさいハナシです)

2022-11-04 21:24:44 | Weblog

うすぐもり。

午後から、強風そして、夕刻雨降りだす。秋から冬へ・・・。

 

現在では、どういうふうに言うのかわからないけれど・・・。

昔(昭和)は、或る年齢以上で、婚姻していないひと(女性)を、『売れ残り』とか、『オールド・ミス』なんて言っていた。

女性が、婚姻するリスクよりも、婚姻しないリスクの方が大きかったのだろうと思う。

女性は家にいて、家事労働をする・・・というのが、前提だった時代。

職業婦人の『職業』は、限られていて、婚姻をしないのであれば、教師、看護婦、夜のお仕事とか、職業選択に限りがあった。

 

現在では、女性の職場といわれた保母とか看護婦が、保育士(保父さんの需要で?)、看護師・・・とか、呼び名も変わったし、婚姻しないメリットの方が、大きくなっているのか、恋愛は、二次元でいい・・・とか、そんな時代になって、スーパーの生鮮食料品とか、お惣菜が、夕刻過ぎると大幅値引きになって、季節物の衣類、前年度生産の家電とか・・・そんなものが、『売れ残り』として店舗や倉庫に居たりする。

 

夕刻過ぎ・・・というか、宵の口というか・・・。

食糧品を調達するスーパーの総菜売り場に、怪しげなおばさん(私のことです)がいる。

県央のデリカテッセンのレストランが作っているおつまみ惣菜(キッシュ、ポテト、サラダチキンなどのお惣菜数点盛り)の・・・売れ残り品が、ディスカウントされていれば、ラッキーってコトで、帰宅が遅くなった日など、時々、寄ってみたりする。

普段なら税込み800円だけれど、半値以下になると、嬉しい。

コレに、自宅の冷蔵庫で冷やしてあるフルーツウオッカ(チューハイみたいなやつ?)と、冷凍してあるオーストリアパン屋のヴァイツァベッケンを、トーストして、夕餉にするのだ。

そんなこんなで、『売れ残り』は有難い。

 

・・・人の売れ残り?は、何等かの事情があるとか、性格に問題があるとか、単に巡り会わないダケなのか・・・さまざま事情はあるのだろうけれど、自分の好みの食材の売れ残りは、嬉しい・・・。

三分の一以上を削ぎ落さなければならない・・・定価250円くらいのもので、賞味期限ギリギリのマッシュルーム、キウイフルーツなどが、50円とか70円とかで、売っていると狂喜である・・・(みみっちいハナシだけれど)。

勤めていた時分には、出来るだけ賞味期限の長いものを選んで買っていたけれど、時間に余裕のある今、処理して冷凍などして保存できるものは、半値以下になると有難い。

衣類なんかも、昔は、ちょっと毛玉のできたニット類は、すぐに捨てるか、自宅用にしてしまったが、最近では、毛玉を取って、使いまわしをしている。

 

工夫すれば、長持ちするようだし、昔は、随分、無駄なことをしていた・・・というか、とにかく、時間がなくて、雑に暮らしていたのだな・・・と思う。