鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

瀧観秋旅(たきみあきたび)~秋の奥久慈&県境彷徨

2022-11-02 21:37:33 | Weblog

昨日の雨曇天より一転、暖かい秋晴れ。

 

その雨曇天の昨日(11月1日)。

・・・奥日光は、もう紅葉は終わりのようです・・・。市内とかはコレからかも。土日は、かのイロハ坂とか中禅寺湖とか・・・通常の3倍以上の時間が掛かるのは覚悟の上じゃないと、ちょっいと・・・平日でも、あの近辺は渋滞多いしなぁ・・・。

なんてことを相方と話をしていたら、何を思ったのか・・・相方・・・。

『それでは、袋田の滝なんかどうでしょうかね?』

・・・ということで、御天気が、そう良くもなく、紅葉シーズンにも、ちと早計(だと思われる)隣県茨城・奥久慈へ。

 

いつも予定を組むわけではなく、時間制限もない・・・いわば、行き当たりばったりの・・・紅葉狩り。

(そう・・・いつも。だから、家に戻って、かのグルグルマップで、調べてみると、この先道がなかった・・・とか、地図上では、隣町にみえるけれど、山をくるりと迂回せねばならず・・・とか・・・)

 

当初のぬるい予定では、月待の滝(姫ケ滝)で、早めの昼食、そのあと袋田の滝、久慈林檎のアップルパイと珈琲で、ブレイクして、そのあと、南下???して、県境の鷲子山上神社を経て、高速道路で帰路へ・・・という予定だったのですが・・・。

到着時刻的に昼食(おちゅうじき)には、かなり早すぎてしまう・・・ので、取敢えず?袋田の滝へ向かうことに。

楓の朱色は、まだ少し早いようでしたが、イチョウの黄色、ブナや桜のオレンジ色・・・山間の秋は、平地より早そう・・・。

 

隣国の中の国の観光客の団体・・・ひとめで、中の国とわかる・・・(たぶん、日本人のセンスとは根本的に違うのだろうあのファッションと、大声で、怒鳴り合うかのように会話する・・・もっと静かにしてくださいよ・・・)。

 

それら一団をやり過ごし、日本三名瀑のひとつ『袋田の滝』を見物。

滝入口のトンネルを抜けると、観瀑台が、いくつかあって、滝正面、滝側面、アングルによって、様々な滝が見られて、紅葉のシーズンも絶景なのだろうけれど、新緑や氷瀑になった滝も見事だろうなぁ・・・と思います。

(↑ 滝の下流部にアオサギがハネを休めておりました)

 

平日の火曜日で、無料町営駐車場には、数台の車しかパークしておりませんでしたが、滝入口より約1.5キロ程の徒歩で、もう少し手前にも、無料の町営駐車場があったので、ちょっと失敗・・・ちゃんと調べておけばヨカッタ・・・といつも後悔してしまいます。

次は、ぐるりと回りこむような感じ?で、約9キロ程離れた月待の滝へ。

滝に面した月待の滝もみじ苑で、お蕎麦を注文。序でに、お団子も注文したけれど、お団子は、外の店舗で、購入するシステム・・・どうも、メニューにはないものらしい・・・(このお店、一見さんには、不慣れなシステムっぽいような???)。

お蕎麦を食べて、お団子も食べて、月待の滝の滝裏に入ったりして、オゾンをいただく・・・。

久慈川の支流の対岸の姫ケ滝りんご園で、たわわに実った林檎を購入(本日、半分程、ジャムにしました)。

林檎園で、林檎を買ったので、アップルパイは、今日はやめておこうか・・・時間的にも、ティータイムは、厳しいかもって、コトで・・・来た道を戻りつつ、最終目的地?鷲子山上神社へ。

 

・・・カーナビで、ルート設定をしたときに、私は、カン違いをしていたことに気が付きました。

鷲子山上神社は、奥久慈の真南にあるのではなく、西南に位置し、県境にあり、高速道路を使うこともなく、帰路につける(らしい・・・)ということに。

鷲子山上神社(とりのこさんしょう神社)の所在地は、居住県央のほぼ東北に位置。

私は、福島寄りだと思っていたので、何故、相方が、高速を使って帰るということが、わからなかった訳で(特に確認もしなかったのだけれど)。

『もしかして、その鷲子山上神社は、県境に神社が建っているあの神社なのでしょうか?』

と、寝ぼけた質問をして、相方が

『そうです。その神社ですよ。時間があれば、南下してもう一か所巡りたい場所もあったんだけれど。』

・・・一括りに奥久慈というエリアで、雑誌に紹介されていたのですが、山道を迂回したりするので、ちょっと地理的によくわからないまま、出発してしまったようでした。

 

曇り空から、雨がシトシト落ちてきて、薄暗く細い山道を登っていき、頂上のお社へ。

絶景ビューポイントと立札のあるところを振り返ると、真っ赤なカエデの木が・・・。

(ここも紅葉には、あと数日なのかな・・・と思いましたが、この入口の楓の大木はすごかったです。暗いので写りは、悪いですが・・・)

イザ・・・参拝・・・という段になって、サア~っと強い霧雨(霧雨なんだけれど、強いミストと本降りの中間位な感じなのだけれど、雨の粒がミスト・・・というか、細かいというか・・・。こういう雨って、初めてかも?

 

神社で、御天気が変わると神様に歓迎されているとか、いないとか・・・。吉兆であるとよいです。

そして、夕刻の境内には、意外と参拝客が多いのに驚き・・・(人気観光スポットのようです)。

 

日没を1時間後に控えて、帰路につきます。

薄暗く細く狭い山道を降りていきます。

再び、県境を彷徨うように・・・カーナビは、二つの県境の出入りを律儀にアナウンスしておりました。

 

日暮れの早さは、冬はじめ・・・。

平日火曜日・・・なのに、奥久慈は、結構な数の観光客・・・相方の予想は見事にハズレ(相方は、閑散としているだろう・・・と予測しておりました)。

 

総歩数9528歩 上がった階数13階

 

御天気と全体的な紅葉は、いまひとつでしたが、いろいろと楽しい秋旅になりました。