くもりがちながら、暖かい日曜日。
午後3時頃から、俄雨ふったりやんだり。
それでも、随分と暖かい11月。
こんな晩秋の曇りの日は、嫌いじゃなくて、ぼんやりと靄のかかったような秋の中、県央へ。
雨雲のせいか、午後3時前なのに、既に夕刻の気配。
対向車は、ヘッドライトを点灯していたりで。
お昼前から、県央の転居先の家に。
少しだけ荷物の運び入れと、やはり少しだけ掃除。
日曜日でも・・・シンっと静まり返った住宅地。
あと少しで、ここへ引越の予定。
去年の10月にこの家をみつけ、買おうかやめようか・・・と迷っていたのが、去年の今頃でした。
今日、目覚めたのが午前9時過ぎで、私は、両の掌を、ぎゅっと握りしめて眠っていて、起きたときに、手を開くのに、少し戸惑いました。
関節なのか、神経なのか・・・腱鞘炎なのか、バネ指なのか・・・或いは、リウマチなのか・・・。
朝目覚めると、手が、強張っているときが多いです。
今日、握りしめられた手を見て、眠っている時くらい、リラックスしたらいいのに・・・とか、思ってしまいました。
母が亡くなって、1年7カ月・・・。
いろいろな圧力というか、軋轢というか・・・そんなことがあって、居場所もなくなって、先が見えず、手のひらを、ぎゅっ・・・と握りしめて、眠っていたのだと思うのでした。
去年は、眠っても、眠った感じがせず、母の一周忌が終わった頃から、すこしづつ、眠れるようにはなってきたけれど。
てのひらを、握りしめて、握りしめて・・・私は、一体、何に脅えて居たのでしょうか。
母の居なくなったこの世の中への不安。未来の不安。恐れ・・・。
恐怖しかなかったけれど、反面、解放感もあったのに。
握ったこぶしを振り上げても、下ろす先もなく、不安と恐れを、ただ、ただ、握りしめていたのではないか・・・と思います。
早く、手のひらを開いてねむれるようになりたいものです。