曇りがちでも、蒸し暑い。
隣市の家電リサイクル・センター迄、テレビの搬出。
テレビを廃棄するのに、3330円掛るな。
廃棄料金約1割ってとこかな。
昨日、郵便局で入手してきたリサイクル券に添付されている振込用紙に、製造メーカーと商品コードと記入して、郵便局で、廃棄料金を支払い、リサイクル・センターへ。
このテレビは、地上派デジタルになってから、購入したものだから、地上波になってもう12年も経つんだな・・・と改めて。
関東東北大震災の年で、いろいろと世の中が変わり始めた頃。
ハードディクス内蔵型で、録画ができる!っていうのが、ウリだったんだけれど、1年経たずして、ハードディスクが、クラッシュ。
・・・修理するより、買った方が安いかも・・・???ってコトで、レコーダーを別に購入。
そのレコーダーは、10年ともたず・・・母が亡くなる前の年の秋に、昇天。
当時録画していた『呪術廻戦』を1度も見ることなかった・・・。
8年使ったけれど、ジャンク品としてヤフオク!に出品したら、買ってくださる人がいらっしゃった。
あまり数の出ないレコーダー(三菱製)だったから。
テレビとレコーダーを買ってから、ほどなく、失職したんで、終日、家に引きこもって暮らしたので、テレビとレコーダーともども、お世話になった。
1年で、ハードディスクのクラッシュには、失望したけれど、テレビとしては、12年ももってくれたんで、有難いことである。
ありがとうテレビ。
隣市の家電リサイクル・センターの社員さんは、受付から積み下ろし迄、全部、処理してくれた。
ありがとうございます。とても助かりました。
(他のリサイクル・センターは、あまりクチコミが良くなったので、こちらに持ち込んだ)。
場所が、ちょっとわかりづらくて、ナビ、にグルグル誘導させられて、なんだ・・・最初に選んだルートで、行ければ、迷わずに済んだかも・・・。
そういえば、この辺は、葡萄(ぶどう)の産地で、葡萄畑と直売所の連なるブドウ団地もあった。
母と一緒に、巨峰(ぶどう)を買いに寄った場所。
母は、巨峰が大好きで、私も巨峰が大好きで・・・(皮ごと食べられるシャインマスカットよりも、私は、皮も種もある巨峰が好きなのだった)。
そんなこんなで、無事、テレビを搬出できて、帰路についた。
やはり、巨峰が気になって、途中の道の駅で、買って帰ろうか・・・と寄ってみた。
久しぶりの道の駅。
・・・ブドウの生産地から、数キロ程しか離れていないのに、道の駅にあるのは、長野・山梨酸の巨峰だった(何故、もっと地域重視じゃないのかな・・・といつも思う。もっとも、スーパーだって、国産のものより、輸送費とかかかる海外の農産物とか、海産物とか、置いてあって、国産を探す方が、難しい。海外産のものは、残留農薬とか、加工過程で、よからぬ薬品が使われているから、避けた方がいいんだけれど、農薬・添加物は、日本の方が、ヤバイとか・・・一体、何を喰えってのか・・・)。
ブドウは、諦めて、利平栗を買った。
序でに、お菓子屋さんで、炊いている御赤飯があったので、ソレを購入。
利平栗5粒ほど、圧力鍋で、加圧して、剥いて、御赤飯に混ぜて、栗赤飯の夕食。
母が大好きだった栗ご飯。
『栗大好きだよ。』
そんな母の声と姿を思い出しながら、でも、もう食べさせてあげられないね。
日暮れにキッチンに立って、オレンジ色に染まる夕陽を見ながら、在りし日の母と会話する。
次の住処では、母の知らないキッチンで・・・多分、私は、栗を剥く・・・(んだろうな)。