・・・ただ・・・ひたすら・・・ 暑い・・・。
最高気温37度。
早朝から、映画『Fly me to the moon』を鑑賞。
1960年代。
米ソ冷戦時代。
月面着陸アポロ計画の裏で、失敗の保険のために、米国政府とNASAに雇われた女詐欺師・ケリー。
リアルとフェイクの同時進行。
嘘で固めたケリーと実直な元空軍パイロットでNASAのロケット発射責任者のコールは、対立しながらも惹かれあう。
全世界が注目した月面着陸は、果たして、真実か嘘か・・・。
半世紀を経て、月面着陸は、ネバダ州の砂漠で撮影された・・・との噂も絶えず、そして本邦でも、JAXAの宇宙遊泳は、ワイヤーを使って地上で撮影されたフェイクである・・・と検証された動画もネット上にはある。
月面着陸は、アメリカの威信をかけたプロジェクトであったけれど、半世紀も前の出来事が、フェイクだったとしても、パロディにしかならない。
たぶん、誰も、責任を取らないし、今更、真実なんてどうだっていい。
この映画は、コメディで、パロディで・・・そして、ちょっと危険かも。
真相は、いまだ、闇の中。
1960年代も終わりに近い半世紀前。
東西冷戦、ベトナム戦争・・・世界の覇権をかけて、米ソの対立が続く。
そして、アメリカが最も強かった時代でもあり、国民は、豊かさの中にいて、あの時代を知る人は、懐かしさを思い出す。
あのファッション、車、時計、ケロッグコーンフレーク。細身でないアメリカ美人。
1960年代。時代の転換期。
あれから半世紀。
これから世界は、どこへ向かうのだろう???