初夏のような・・・いつものお花見の時期とは違う暖かすぎる3月末日。
我が居住地至近の桜の名所は、県道の左右に染井吉野の樹立する桜のトンネル。
風が吹くと花吹雪。毎年、綺麗なトンネルで、桜の時期、ここを通り抜ける車も、少しスピードを落としていくような。
午前中、近所のショッピングセンターで、相方と待ち合わせをして、車のバッテリー交換をして貰った。
そのあと、パン屋さんのイート・イン・スペースで、相方の書類作成のお手伝い。
場所代にと思い、小倉塩餡パンと珈琲を購入。
1時間程、パソコン入力作業をして、東隣市の古民家リノベーションの和食のお店へ。
いつきても・・・このお店で、流れる時間は、まったりしていて、造り酒屋の2階から眺める庭には、ピンク色をした枝垂れ桜。
前菜は、野菜類だけ。味の濃い野菜たちに、金山寺味噌、豆腐ドレッシング、塩などのシンプルな味付け。凄く美味しい。
メインは、相方が、アスパラガスの肉巻き、私は、焼き鰆(緑色のジェノベーゼソース・・・かと思いきや、野菜のソースだった)。
本当に、シンプルだのだけれど、普通に極旨。
キャロットラペ、蓮根のチップス、里芋を潰してボール状にして素揚げしたものに、甘味噌。マッシュポテト(コレは、相方のプレート)。
旬の春野菜の素直な味を、そのままに。
素直に美味しい。
箸休めには、5種類のお漬物。糠漬け、酢漬け、粕漬け・・・どれも、美味しい。
ご飯は、菜の花と白魚、朧昆布のお吸い物。
デザートは、チーズケーキとラズベリーブラマンジェ。珈琲。
久々に、美味しい食事で、嬉しかった。
食事の後は、お花見。
何処へ行こうか・・・迷ったけれど、市内は、何処も満開。
なので、今度は、西隣市の山へハイキングというかウォーキングというか・・・。
平日なのに、結構な人出。
山頂から眺める景色は、春霞で、少し煙っていた。
この山へ来るのは、三十数年ぶり・・・くらいだろうか・・・?
三十数年前は、夜間だったので、昼間見る景色に全く見覚えがなく・・・。
頂上と思われる神社に参拝。
相方は、午後6時から、仕事の打ち合わせがあるというので、早めに下山(・・・と言うほど、高い山でもなく・・・)。
待ち合わせをしたショッピングセンターで、解散。
母が亡くなって、久々に、自然の中を歩いた。
母にも見せたかった桜を、一杯見たし、美味しいものも食べたし、私が、元気でいることが、母への供養にもなるのだろうか・・・などと考えたりした。