鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

2021-04-01 20:10:35 | Weblog

花曇り。少しヒンヤリ。

市内の染井吉野は、散り始め・・・だと、ローカル・ニュースは、伝えていた。

 

この数十年というもの、私は、自宅の施錠する必要がなかった。

いつも母が家に居たので、外出時に、玄関の鍵をかける必要もなく・・・、母も伴にでかけるときは、内側から、玄関の鍵を施錠して、勝手口から、出ていた。

今にして思えば、勝手口は、いつも施錠していなかったのであった。

 

母が、亡くなり、外出時には、施錠しなければならなくなったのだけれど、困ったコトに、玄関の鍵も、勝手口の鍵も、何処にあるのか、わからないのだった。

拙宅と弟宅は、内側のドアひとつで、行き来できる構造なのだけれど、拙宅を留守にするとき、いちいち弟宅の玄関から、出入りするのも、なんとなく気を使うし、これは、勝手口のドアの鍵を作らねばならぬ・・・。

鍵がみつからないのなら、合鍵は、作れぬし、シリンダー毎、交換するとなると、交換費用が、数万円ということで、何かにつけて物入りでもあった。

勝手口のシリンダー毎外して、鍵屋さんに持っていけば、或いは・・・と思い、シリンダーのネジを弛めてみたものの、4つあるネジのひとつが、全く動かない。

やはり業者を呼ぶか・・・と思っていたところ、愚弟が、シリンダーを、外して、鍵屋さんに持ち込み、数千円で、解錠できる鍵を作って来てくれた。

 

さて。鍵は出来たので、イザ、外出・・・ということで、昨日は、久々に、出かけようとしたところ、鍵をかけるということが、外出のルーティン化に、入っていないので、従来なら、玄関から、直で、車に乗れたのに、玄関の鍵は、ないので、いちいち勝手口迄、回らねばならぬ。

ヤレ、メガネを忘れた、マスクを忘れた、ハンカチ忘れた・・・と、出がけには、何度も、玄関と車を、行ったり来たりしなければ、ならなかったうえに、今度は、勝手口迄、迂回せねば、外へでられぬ。

『・・・。』

存外、面倒なものだ・・・と思った。

 

そのことを相方に言ったら、

『そうなんだよね。以前から不思議に思っててさ・・・。』

という答えが返ってきた。

『キミの車のキーホルダーは、車の鍵しかついていないし、家の鍵は、別にしているのかと思っていたんだよ。施錠するって行為は、外にでるとき、玄関の鍵をかけてから、車に乗るでしょ。だから、車のキーと玄関の鍵って、フツー、一緒に持っとくものじゃない?』

そういう疑問だったか・・・。

実は、私、家の鍵って、かけたことないんで・・・。

 

ひとつ、何かが変わると、生活も変わっていくんだな・・・と思った次第で・・・。

 

 


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