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2018年夏ドラマ⑥『インベスターZ』

2018-10-11 20:21:22 | TV・ドラマ

日経平均株価が終値で、前日終値より、915円の下落。一時1,000円超える下げ幅。
今月2日、4半世紀ぶりの高値24,270円を付けた!と騒いていたけれど・・・10日で、半月前の株かに戻ってしまったようで・・・。

前日のニューヨーク市場の831ドル下落を受けて、連鎖的に売られたようだ。

個人投資家のみなさん、ルール通りに損切り出来ましたか?
日経平均日足75日線は、割込みましたが、個々の銘柄は、如何でしょうかね?



・・・というわけで、夏ドラマ『インベスターZ』。

日本株式をメインに、FX 、不動産取引、生命保険・・・といった投資に関する初歩というか、取っ掛かりを学ぶには、よいドラマだった。

お金の仕組み、働き方など、日本の現状と過去の歴史からひもとき、ベンチャービジネスくの先駆者たちが、実名で、出演するという・・・お勉強的要素が強い。


日本経済新聞社と仲良し?なテレビ東京ならでは・・・。
早朝から、ワールド・サテライトなんてみている方には、おなじみのテレビ局だね。

投資に対する・・・つまるところ、お金は、苦労して、地道に働き、銀行に預金して、生命保険に加入して、一戸建ての家を買い、きちんと(高額な)税金を支払い、国家に貢献し・・・といったコレ迄の日本人の常識を根底からから考えなおすには、うってつけの番組だ。
生命保険会社の儲けのカラクリなどは、必見。

株式の手法の基本中の基本・損切り(ロス・カット)の重要性、利食いのタイミングなどは、参考になるかもしれない・・・(内容は、千円程度の株入門本の域を出ないけれど)。

ドラマ的には、まず、登場人物が、まったく高校生に見えず、学費無料で、全国の秀才の集まる北海道の有名進学校という設定で、この高校の運営は、各学年トップ入学の男女各1名づつ、総勢6名の投資部の部員が、投資により、資金調達しているという・・・。

・・・高校生に見えず・・・特に、この学園の創始者の一族の娘さんの藤田役の女優さんは、かなりの年増に見え、17歳という設定なのだろうけれど、ヘタすりゃ25歳は、とうに過ぎているように見えるし、頭脳明晰には、(好みによるだろうが)絶対見えない主人公の財前くん他、投資部5名全員が、屈指の秀才さん達には、どうひいき目に見ても、そう見えない・・・あたり・・・ミス・キャスト連発といった感じが否めなかった。

主役(の特にヴィジュアル)が、原作漫画と、随分、かけ離れているような印象を受ける。


深夜枠、30分の帯ドラマだからなぁ・・・些細なディティールなんざ、どうでもよさげな雰囲気が、アチコチに・・・。

去年だったか、今年だったか、深夜枠のヒットドラマ『バイプレーヤズ』の二匹目のどじょうを狙っている・・・とドラマ内での発言もありだが・・・続編は、どうなんだろうなぁ???


出演役者が、わりとお粗末な割には、経済界の・・・今、飛ぶ鳥落とすようなベンチャー企業の社長さん達のゲスト出演で、含蓄?あるお話などは、興味深い。

貯蓄推奨の国策から、投資・・・と言っても、素人相手の投資信託への転換を目論んでいるようだけれど、洗脳を解くには、まだまだ・・・時間がかかりそうだ。

国家に騙され、死ぬまで、労働させられ、納税させられ、生命保険や医療機関、官僚、政治家に貢がされる一般国民は、憐れでもある。


四半世紀ぶりの高値越え後、本日、ナイヤガラの滝の如く、下落していった日経平均株価だが・・・ここが、滝つぼなのか・・・更なる二段目の滝つぼめがけて、下落していくのか・・・。



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