鼎子堂(Teishi-Do)

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ヨーグルトを作ってみる

2021-02-18 23:57:57 | 食・料理

ここ数日、強い西風。

 

先月末頃に、ヨーグルト・メーカーを購入した。

ヨーグルトを自作してみたいと思っていたし、ヨーグルトの他にも、温度管理の難しい発酵食品が作れるらしいので。

国家の陰謀で、本当は、身体によくない『牛乳』が、健康によいと騙され続け、現在に至っていて、日本人の体質には、合わない『牛乳』は、単なる利権の為だと知り、そしてその『牛乳』には、様々な問題点があるらしいことも、今更、知った。

普通の放牧された牛は、牧草を食糧としているけれど、そんな悠長なコトを言っていたら、牛乳の安価および、安定供給は不可能になるから、合成飼料を与えて、この合成飼料には、遺伝子組み換えのトウモロコシなどの農産物、そして、その農産物には、恐怖のモンサント社の農薬ラウンドアップの主成分・グリホサートなども残留しているようだし、原発事故付近の牧場の牛乳などを混ぜて生産・販売している(らしい)。

更に、多く搾乳できるように、ホルモン剤を、そして病気にならぬよう抗生物質を投与している乳牛から、搾り取られる牛乳は、二重三重の害毒であろう・・・と考えてしまう。

さまざまな利権絡みの牛乳・・・白い悪魔。

・・・でもなあ・・・美味しいんだよね・・・。それに長年慣れしたんでいたのだから。

そんなある日・・・有機牧草だけで、育てた牛乳・・・というのが、売られていて・・・毎日飲めば、害かもしれないけれど、少量なら・・・ということで、この500mlで、300円近い(普通の牛乳の約2.5倍強)の高額牛乳を、時々(ひと月に1回か2回)買って、大事に飲んでいた。

1000mlだと、600円もする。とても牛乳とは思えない価格ではあるのだけれど。安全と思われる(どこまで安全かは、わからないけれど)食品は、高額になる一方だ。

・・・で、この牛乳で、ヨーグルトを作れば、乳糖分解酵素を持たない我々にも良いのではないか・・・と思いたち、ヨーグルト種菌の購入を考えたけれど、ひとまず、市販の高額なヨーグルトLG21で、増やしてみることにした。

作製手順は、簡単で、牛乳パックをあけて、牛乳の分量の1/10の市販のヨーグルトを加え、牛乳パックを閉じて、シャカシャカと振り、40度に設定したヨーグルト・メーカーに入れて、8時間保存して、発酵させる・・・ただソレだけである。

但し、雑菌など混入しないように、使用する器具は、熱湯または、煮沸する必要があるあたり、ちょっと面倒かも。

 

夜中に作って、それからちょっと調べてみると、LG21の培養発酵は、難しいらしく、上手くできないことが、多いということが、分かった。

材料を買ってから、上手く発酵しないらしい・・・ということを知るという、いつもの事前リサーチ不足といい加減さが、アダになった。

・・・まあ、上手く発酵しなかったら、そのまま飲んでしまえ・・・と、いつものイージーに考えることにして、眠って起きて、8時間後。

 

容器は、温まっていて、発酵している匂いはするものの、やはり、牛乳パックの中身は、ドリンク・ヨーグルト状態だった。

今朝は、氷点下2度迄、気温が下がったし、もしかしたら、発酵不足なのかも・・・と思い、更に、3時間追加で、保温してみたけれども、取り出してみると、牛乳パックの紙容器が、膨張していて、3時間前よりは、とろみがついているような感じだった。

まあ、いいや。これ以上、発酵させると酸っぱくなりすぎるだろうし、コレは、コレで。ドリンクヨーグルトにして飲もう・・・と思い、ヨーグルト・メーカーから取り出し、冷蔵庫へ仕舞い、約6時間後。

牛乳パックのフタをあけてみると、きちんと固まっているではありませんか!

おお!市販のものと何の遜色もなく、発酵状態も、ほぼ同じではないか!!!

家人に食べさせたところ、家人も、同じ感想で、市販のものと同じ味という。

そしてなにより、市販のものとは、比べ物にならぬくらい上質の牛乳を使っているんだから、たぶん、自家製の方が美味しい。

リンゴのコンフィチュール、キウイ、レーズンをのせ、メープルシロップで、甘みをつけて、夕餉の膳に供した。

 

失敗だと思っていたので(しかも、高額牛乳が無駄になったかと少しだけ、ヘコんでいたけれど)、望外の喜びであった。

 

 


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