明け方、この秋一番の冷え込み。降霜。
日中は、20℃近くまで、気温が上昇。薄着で油断していると、風邪に取り憑かれ・・・というか、先月の咽頭痛から酷い咳に悩まされて、早1か月。
一か月以上も風邪ひいてんのか・・・90%くらいは、回復したカナ?
最近、夕方の6時になると、何処からか、聞こえてくるチャイム。
メロディは、『夕焼け小焼け』
この時期の夕方の6時は、もう真っ暗で、夕焼けも、西の山入端に、ほんの少し残っているくらいでしょうか?
オルゴール調のチャイムで、なにやらノスタルジックなメロディ。
一日の終わりのほっとする時間。
近くの学校なのかな???
チャイムと言えば、会社などの就業・終業・昼休みなどを知らせるチャイムは、ウエストミンスター寺院の鐘が、殆どだと思うけれど・・・。
アナログ音源 ウエストミンスター・チャイム
コレも会社勤めを辞めて以来、聞くことながなくなったけれど、やはり学校や工場から、時折、聞こえてくることもあったり。
何時頃から、ウエストミンスター寺院の鐘になったのでしょうかね?
夕暮れのチャイムで、懐かしいのは、オルゴール式の『庭の千草』。
当時、JR駅前にあった製菓工場(今思えば、凄いところに、この工場は、存在したわけで・・・駅至近距離でした)で、夕方5時頃になると、『庭の千草』が聞こえてきて、それから少し経つと、工場帰りの工員さん達が、帰宅の途に着くわけでして。
お菓子工場の女工さんだったのだろうなぁ・・・今は、女工さんって言わないね・・・(明治・大正じゃあるまいに・・・)。
現・総理夫人のご実家でしたかね・・・その製菓工場。
キャラメルの甘い香りがしたり、社員のお姉さんたちが、楽しそう?に帰宅の途につく姿を見るにつけ・・・。
大きくなったら、お菓子工場で働こうかな・・・と漠然と考えていました。
夕暮れを告げる『庭の千草』を、聞く度に、子供心には、次第に暮れなずんで群青に変わる空の色に、一抹の寂しさと不安、安堵感を感じたものでした。
特に、秋の夕暮れには・・・。