鼎子堂(Teishi-Do)

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ドラマ:黒革の手帖

2017-10-17 08:02:04 | TV・ドラマ

秋を通り越して・・・もう冬???


夏ドラマも、先月で、最終回を迎え、録りダメしておいたテレビ朝日の『黒革の手帖』など見た。
何だか面白くて、3か月8回分を、1日で、見てしまった。

武井咲さんというあまり表情の無いような女優さんが、派遣の横領銀行員を演じていた。
綺麗な女優さんで、(コレは、インターネットでの評判通り)着物姿が、美しい。
着物自体もよかったが、流石に、山羊座の女優さんだけあるな・・・?と別にどうでもいいことを考えながらみていた。

やぎ座の女は、古風で、和服が似合う・・・なんて、いい加減?な褒め言葉が、書いてあったことなど思い出したが、武井咲に関しては、当たっているな・・・と思う。

かつては、いろいろな女優さんが、演じた役柄でもあるし、近い所では、米倉涼子さんとか・・・どちらかと言えば、ヤンキー風のボディコンシャス系(←こういう言葉は、今時は、使わないのかもしれないし、既に死語かも?)の女優さんに向いた役柄かもしれない。
間違っても、綾瀬はるかさんには、オフォーが来ない役?だろうなぁ・・・とか。
武井咲さんもあの役には、向いてなさそう・・・と最初は、思った。

滋賀銀行横領事件をモデルに、松本清張さんが、執筆した作品で、発表当時の銀座も、今とは、やはり違ってきているのではないか・・・と思う。

そう・・・。今の銀行は、派遣のオバさんが、窓口にいる・・・。みんな派遣かパート。

・・・で、コネ入社の正社員は、バカばっかり・・・なんてのは、ものすごく設定として正しい。

バカ社員のSNSでの情報流出の責任転嫁のため、銀行派遣を切られた原口元子の復讐と野望。
銀座で、一番になる野望を叶えるために、利用できるものは、全て利用し、のし上がっていく。
或る意味、正しい姿だ。

銀行の村井次長さんを演じる(滝藤賢一さんは、気持ちが悪い程だったなぁ・・・。
架空口座の所得隠しをやっておきながら、自分のことは、棚上げにする厭らしさ。

捨てられても、未練を断ち切れない美容整形医院の看護師・中岡市子役の高畑敦子さん。
400円の雲丹のお鮨を清水の舞台から飛び降りるつもりで、お誕生日だからと言って、食べていた質素で、控えめな派遣仲間の波子(仲里依紗さん)の豹変ぶり。
政財界の大物・長谷川会長(伊東四郎さん)の狡猾さ。

どう演じても悪者にみえない?江口洋介さん(国会議員の安島役)だけが、元子の味方なのね。

安島の婚約者の江口のりこさんのあの不気味さ・・・。

元子に踏み台にされた者たちとの壮絶な戦いの末・・・。
ああ・・・こういう結末なのね・・・という・・・不思議と武井咲さんにあっているような???


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