終日、鉛色の初冬の空。雨もぱらつく日曜日。
(昨日の続き)
静かな空間で、手の込んだお料理をいただいたあと、お庭など散策。
都心の高層ビルの間に、手入れされた山林。
高低差のある山林を利用して作られた人工滝の裏側の洞窟。
総合結婚式場、ホテル、レストラン・・・。
時節柄、七五三のお祝いのご家族連れ・・・こんな豪華な場所で、七五三なのねぇ・・・。
雅叙園に来て、見学しなければならないところ・・・それは、1階のエスカレーター前にあるお手洗いです・・・。
ここは、所謂トイレなのですが・・・とにかく、豪華なトイレで・・・たぶん、こういうトイレは、他には、あまり見ないのではないでしょうか・・・。
一見の価値有かと・・・。
館内を見学して、雅叙園にさよなら。
あの急傾斜の行人坂を上ります。
流石に、頂上(JR目黒駅)に着いた頃は、膝が、ガクガク・・・因みに1日経過した今日は、大腿部にほんの僅かな筋肉痛と股関節痛があります。
痛みというよりは、緊張ですかね?
次は、新橋へ移動。
(私としては、疲れたので、このヘンで、帰宅の途につくか、珈琲など飲みたかったのですが・・・。最初に立てたプランは、出来うる限り実行しよう・・・というのが、相方のモットー?)。
汐留ミュージーアムに、ギュスターブ・モローの絵画鑑賞です。
お父さんの街・新橋の銀座口から徒歩10分くらいで、パナソニック・汐留ミュージーアムに向かいます。
このビルの4階。
モローとルオーの抱き合わせの展示。
繊細なモローの筆致を静謐な画面の中に見ることができました。
画集では、味わえない絵画の放つ独特の空気感のある作品達。
予想していたよりも、はるかに小さなタブローでした(少々意外でした・・・)。
『サロメ(出現)』、『スフィンクス』、『トラキアの娘』、『サッフォー』といった私のお気に入りの展示はありませんでしたが、小規模ながら、濃密な展示だったとおもいます。
次世代4Kのヴィジュアル映像も目玉のひとつかもしれません。
鑑賞後、2Fのカフェで、珈琲を飲みながら、もう暗くなった新橋のオフィス街を眺めながら、相方とひとやすみ。
緩やかな初冬の優雅な夕暮れ。