湿度が低く、高原か、北海道にいるかのような爽やかさ。
窓を開け放ち、通り抜ける風に吹かれていたら、うとうと眠くなってきた。
初夏・・・。
昼下がり・・・。
物憂さとここちよい風。
白い花の香り。
なんと贅沢なお昼寝。
私は、初夏という語源が好きで、初夏・・・というと、風渡る高原のイメージがある。
さやさやとポプラか、プラタナスの葉の間を抜けて、透明な緑色のような風。
去年は、軽井沢に出かけたけれど、今年は、そんな予定はない。
ローズガーデンは、薔薇は、まだだったけれど(5月の初旬に訪れたから)、今頃は、まさに、薔薇でいっぱいなんだろうなぁ。
また行きたいな。
それでも・・・昨日(2日)の風は、まさに、高原の風で、そんな風に吹かれながら、お昼寝、お昼寝・・・。
こんな気持ちの良い季節ももう終わりで、あと少しで、うっとおしく、じめついた、アジア特有の蒸し暑さがやってくる。
だから、束の間。
風に吹かれて。
・・・ただ風に吹かれて。
優雅なお昼寝。
なんと極上の日々だろう。
なんて幸せなんだろう。
そんなことを考えていたら、爆睡してしまい、目覚めたのが、夕方5時過ぎ・・・。
ちょっとだけ、眠るつもりだったのに・・・。
後悔ひとしおだけれど、夕方の風は、少し冷たくなっていた。