夏のような・・・暑さ・・・。
このドラマを見ていて、最初に思い出したのが、今市子さん原作の『百鬼夜行抄』。
死ぬ運命にあるひとの最後の1年をもらい受けて、千本(千年分)の命の花を咲かせるという誓いを立てた妖魔の尼僧の物語・・・。
そういうのあったなぁ・・・。
洋の東西を問わず、『千』という数字には、なにやら、何かを達成するためのハードルとなっているのでしょうか?
ただし、今回のストーリィに関しては、千の魂の動機が、かなり甘く、弱いような気が、しているんですけどね。アランとエリックの相関関係にもうひとつ工夫が欲しいところですが・・・。
因みに、死神にも死期が訪れる・・・病気にも罹るという設定のようですが、こちらは、三島由紀夫氏の『天人五衰(豊饒の海)』を連想させるくだりがあります。
天界にすむ天人にさえも、劫をへだてると、『五衰』の症状が現れ、小の五衰では、まだ、回復の見込みがあるけれども、大の『五衰』が訪れると、もうあとは、死を待つしかない・・・。
自由自在に飛び回る天人が、ひとところに留まり、動くことをやめて、汗を流し、頭上に飾った花は、萎れと・・・いったカンジで。
黒執事に登場する死神・アラン(松本慎也さん)も、天人と同じ、人ではなく、神に属する部類であるにも関わらず、死ぬという現実?を突きつけられる訳で・・・。
なんでも無限ということは、ないのでしょう・・・たぶん・・・
ホントに、何度も書いてしまい、申し訳ないのだけれども、ワタシは、前作も原作も存じ上げないので、想像でしか申し上げられないのだけれども、この黒執事・セバスチャンは、多分、天使と呼ばれる部類で、そして、何かの理由で、悪魔に堕ちた・・・そんなありきたりな堕天使的なストーリーを考えてしまうのは、一重に、松下さんのお美し~いヴィジュアルに影響されている・・・のだと思います。
そして、シエルも何らかの形で、救済していただきたいけれど・・・そう上手くいくかどうか・・・。
悪魔と死神の対立した構図を作り上げてしまっているようなので、ここで、天使とか、神の存在を介入させていいのかどうか・・・。神様は、何もしてくれませんしね・・・。セオリーでは・・・。
闘うさいに、きちんと武器まで用意してあって、まさに、人間の戦闘・・・。ちょっと芸がないような気がしないでもないけれど・・・いいのか・・・ファンタジーだとかフィクションの見せ場の一画としては・・・これもアリなのか・・・。
今後の展開は、原作者の方に任せるとして、悪魔な執事というのは、今まで、存在しなかった訳でもなさそうなんですがね・・・。
悪魔の執事は、いないかもしれませんが、『悪魔』のような執事は、存在してますから。
こんな綺麗な執事なら、資金面に余裕があれば、2、3人は、雇いたいところです。
執事が、3人もいたら、それは、それで、困るか・・・。
・・・でもって、今度は、スタジオ・ライフの倉田淳さんの演出でやりませんかね?こじんまりと・・・。
このドラマを見ていて、最初に思い出したのが、今市子さん原作の『百鬼夜行抄』。
死ぬ運命にあるひとの最後の1年をもらい受けて、千本(千年分)の命の花を咲かせるという誓いを立てた妖魔の尼僧の物語・・・。
そういうのあったなぁ・・・。
洋の東西を問わず、『千』という数字には、なにやら、何かを達成するためのハードルとなっているのでしょうか?
ただし、今回のストーリィに関しては、千の魂の動機が、かなり甘く、弱いような気が、しているんですけどね。アランとエリックの相関関係にもうひとつ工夫が欲しいところですが・・・。
因みに、死神にも死期が訪れる・・・病気にも罹るという設定のようですが、こちらは、三島由紀夫氏の『天人五衰(豊饒の海)』を連想させるくだりがあります。
天界にすむ天人にさえも、劫をへだてると、『五衰』の症状が現れ、小の五衰では、まだ、回復の見込みがあるけれども、大の『五衰』が訪れると、もうあとは、死を待つしかない・・・。
自由自在に飛び回る天人が、ひとところに留まり、動くことをやめて、汗を流し、頭上に飾った花は、萎れと・・・いったカンジで。
黒執事に登場する死神・アラン(松本慎也さん)も、天人と同じ、人ではなく、神に属する部類であるにも関わらず、死ぬという現実?を突きつけられる訳で・・・。
なんでも無限ということは、ないのでしょう・・・たぶん・・・
ホントに、何度も書いてしまい、申し訳ないのだけれども、ワタシは、前作も原作も存じ上げないので、想像でしか申し上げられないのだけれども、この黒執事・セバスチャンは、多分、天使と呼ばれる部類で、そして、何かの理由で、悪魔に堕ちた・・・そんなありきたりな堕天使的なストーリーを考えてしまうのは、一重に、松下さんのお美し~いヴィジュアルに影響されている・・・のだと思います。
そして、シエルも何らかの形で、救済していただきたいけれど・・・そう上手くいくかどうか・・・。
悪魔と死神の対立した構図を作り上げてしまっているようなので、ここで、天使とか、神の存在を介入させていいのかどうか・・・。神様は、何もしてくれませんしね・・・。セオリーでは・・・。
闘うさいに、きちんと武器まで用意してあって、まさに、人間の戦闘・・・。ちょっと芸がないような気がしないでもないけれど・・・いいのか・・・ファンタジーだとかフィクションの見せ場の一画としては・・・これもアリなのか・・・。
今後の展開は、原作者の方に任せるとして、悪魔な執事というのは、今まで、存在しなかった訳でもなさそうなんですがね・・・。
悪魔の執事は、いないかもしれませんが、『悪魔』のような執事は、存在してますから。
こんな綺麗な執事なら、資金面に余裕があれば、2、3人は、雇いたいところです。
執事が、3人もいたら、それは、それで、困るか・・・。
・・・でもって、今度は、スタジオ・ライフの倉田淳さんの演出でやりませんかね?こじんまりと・・・。