午前中は雨、午後から薄日が差してきたけれど、週明けから、気温が低い日が続いている。
最近は、めっきり、電車(JR)の利用回数が減った。
以前は、最低でも、月1回くらいは、都内へ出向いていたのだけど。
そして、電車に乗らなくなった間に、電車の運行距離が随分と長くなって、以前の終点は、上野か池袋だったのだけれど、熱海、小田原迄、運行するようになって、数年が経った。
そして・・・毎回のように遅延するようになってしまった(最も、一昨日は、定刻通りだったのは、有難かった)。
運行距離が、長くなれば、ソレだけ、トラブルも多いようで、週明けには、電光掲示板に、人身事故、車両不具合などの遅延の理由が、刻々と流れていた。
そんな状況なのだけれど、都心迄の中距離区間の中で、必ず?と言っていいほど、出くわすのが、乗客の目も気にせず、化粧を始める女人の存在である。
不思議なことに、電車でメイクをする女人で、とびきりの美人というのは、あまり見かけない。
精々、『並』ってとこだろうか?
顔はともかく、礼節を弁え、品格のある女人なら、大衆の面前で、(よほどの事情がない限り)化粧などしないし、出来ないと思う。
電車とお茶の間の区別ができない、頭の出来宜しからざる・・・を、自分で、アピールしていることに、どうして気がつかないのか?
見ている人に不快を与えているということを認識できない無神経さ。
人生、限られた時間の中で、30分、40分という時間を無駄にしないために、メイクに勤しむってのは、有りなのかどうか?時間節約のための戦略なのか・・・???
確かに、人生は、短いし、通勤なり、外出のさいのメイクアップは、必須なのだろうから、人目を気にする神経にフタをしてしまえるのは、或る意味、精神的にタフなのかもしれないし、『自分は自分、他人は他人』という方向の間違った思考の持主なのかもしれない。
目的のためなら、手段を択ばない(ここまで、大げさではないにしろ)、コレも或る意味、凄いことだ。
都心の山手線や中央線などでは、化粧する女人は、あまり見かけないし、新感線などは、座席が、全部進行方向を向いていて、気になる視線は、両隣くらいだし、乗車料金も高いから、多少のメイクは、許せるかもしれないが・・・。
コレは、私の利用区間である宇都宮線やお隣の高崎線などに限った現象なのであろうか???
自分の欠点を隠し、美点を強調するためのメイクが、かえって、周囲を不快にしているのは、本末転倒な気もする。
出来上がった顔も、随分、不潔かつ下品だ・・・というより、たいして変わってないから、ムダな努力だね。
周囲の不興を買ってまで、メイクせんでもよかろうに・・・と思う電車の乗車回数が少なくなってきても、遭遇する電車メイク女とゴキブリに遭遇しやすい今日この頃。