鼎子堂(Teishi-Do)

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映画:フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

2024-07-23 20:02:50 | 演劇・映画

・・・ただ・・・ひたすら・・・ 暑い・・・。

最高気温37度。

 

早朝から、映画『Fly me to the moon』を鑑賞。

1960年代。

米ソ冷戦時代。

月面着陸アポロ計画の裏で、失敗の保険のために、米国政府とNASAに雇われた女詐欺師・ケリー。

リアルとフェイクの同時進行。

嘘で固めたケリーと実直な元空軍パイロットでNASAのロケット発射責任者のコールは、対立しながらも惹かれあう。

全世界が注目した月面着陸は、果たして、真実か嘘か・・・。

半世紀を経て、月面着陸は、ネバダ州の砂漠で撮影された・・・との噂も絶えず、そして本邦でも、JAXAの宇宙遊泳は、ワイヤーを使って地上で撮影されたフェイクである・・・と検証された動画もネット上にはある。

月面着陸は、アメリカの威信をかけたプロジェクトであったけれど、半世紀も前の出来事が、フェイクだったとしても、パロディにしかならない。

たぶん、誰も、責任を取らないし、今更、真実なんてどうだっていい。

この映画は、コメディで、パロディで・・・そして、ちょっと危険かも。

真相は、いまだ、闇の中。

 

1960年代も終わりに近い半世紀前。

東西冷戦、ベトナム戦争・・・世界の覇権をかけて、米ソの対立が続く。

そして、アメリカが最も強かった時代でもあり、国民は、豊かさの中にいて、あの時代を知る人は、懐かしさを思い出す。

あのファッション、車、時計、ケロッグコーンフレーク。細身でないアメリカ美人。

 

1960年代。時代の転換期。

あれから半世紀。

これから世界は、どこへ向かうのだろう???

 

 



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