鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

冬色の街

2012-12-16 22:42:10 | Weblog
穏やかな冬晴れの日曜日。


昨日は、灰色の雨雲の下、都内から自宅へ戻る間に、中央線・宇都宮線の車窓を堪能した。
都内は、まだ公孫樹(いちょう)の鮮やかな黄色が際立っていて、初冬の雰囲気。
都内には、街路樹というか、公孫樹並木の名所が、たくさんあるし、都会でも、育成しやすい植物なのだろうと思う。

新宿御苑の都心の森も、色づいて、その中に、楚々と咲く、山茶花(さざんか)の少し侘しいような、それでも、可愛らしい花が、雨に打たれて、咲いていた。

楓もまだ、散り終わっていないし・・・。
もう年末だというのに、やはり、温暖化などで、季節の進み方が、変わってきているのかもしれない。

昨日の帰宅は、昼過ぎの気怠い時間帯。
電車の対面4人掛けのシートの窓際で、『face to ace』のアルバムを聴きながら、1時間20分の初冬の風景を楽しむ・・・。

『face to ace』は、特に、秋から、早春にかけての流れていく風景を眺めながら聴くのが、一番素敵だ。
日常は、車を運転しながら・・・なのだけれど、電車は、座っているだけだから、音楽と風景を同時に楽しめるし、いろいろ、とりとめもないことを考えたりしながらの帰宅は、とても楽しい。
しかも・・・まわりに(半径1メートル以内)にひとが、いないってのは、運賃を倍払ってもいいんじゃないか・・・とさえ、思ったりする。
・・・暖かいココアか、珈琲でもあれば、言うことないのだけれど。

通院などの、避けようない用件で、寒い日に、外出などするけれど、初冬の一日を、こういうふうに、過ごすのもいいかもしれない。

冬色をした冬枯れの街・・・

こんな風景がとても好きだ。


雨雲と競争・・・。

2012-12-15 22:45:37 | Weblog
本日は、都下へ通院。
診療時間が、早いため、平日の出勤時間と同じ時間に家を出る。
気温3℃。
昨日は氷点下だったから、今日は、暖かい。
氷点下にならないだけでも、ラッキーだ。

今日の易は、『天澤履・上爻』・・・良い卦だね・・・。

予報では、午後から、雨になる・・・ということなので、折畳み傘を用意。
こちらでは、陽もさしているけれど。
南下するほど、雲が厚くなってくる。
どっちにしろ、いつも駐車をしているパーキングから、駅までの間に雨がふらなければ、重畳。
あとは、ど~~~にでもなる。
病院は、最寄駅から1分で、濡れることもないし。

今日の予定は、診療時間1時間。
前回は、以前治療した箇所を解体して、ダメなようなら、抜歯後、手術ってことだったのだけれど、内部を調べてみた結果、このままでもまだ大丈夫ということで、通常の治療でOK!・・・との診断だった。

手術ともなれば、1週間くらいは、出社できないだろうし、治療費もかかるから、ひとまずヨカッタ。
1カ月前に立てた易の『天雷無妄』は、大当たりな感じだった。

正午少し前、病院を出たら、小雨がパラついていた。
これでは、いつも寄っていく井之頭公園にも行けないかな・・・と思い、駅ビルで、買い物。
時間も時間だし、昼食でも採ろうかと思い、東京駅まで。
でも、空腹感もないので、そのまま、帰宅することに。

都内の雨は、本降りになってきたようだ。
雨と私・・・北上するのは、同じだけれど、どっちが先だろうか・・・。

都内を出て、埼玉に入るあたりで、雨は、止んでいた。
雨雲は、これ以上、北上するのをやめたのだろうか・・・。

帰りの電車は、久々の対面四人掛けシートの窓際にひとり・・・(昼過ぎ頃に、帰宅するひとは、あまりいないようで、電車は、ガラガラ・・・)。
冬枯れの車窓を音楽を聴ながら、ゆるやかなの帰宅。

・・・そして・・・雨雲より早く到達。



ヒュプノスに抱かれて・・・。②

2012-12-13 23:00:26 | Weblog
今週に入って、朝方は、車のフロント・ウインドウに霜と氷に覆われて、ガチガチになっている。
5分くらい暖気して、溶かさないと前も後ろも、全く見えない。
午前7時50分、外気温0℃・・・氷の世界も・・・もう真近か。

・・・という訳で、冬の朝は、お支度に時間がかかる・・・。
入眠時は、全く、目が冴えてしまっているのに、寝起きは、もうドロドロだ。
氷点下の朝に、暖かい蒲団の中にいて、起きなくてもいいひとは、王侯貴族だ。
(まあ、庶民の私にも、週に2日と祝日と年末年始は、だいたい、王侯貴族になれるのだけれど)

入眠時と起床時が逆転すれば、いいのになぁ・・・と、いつもいつも思う。

それを可能にする手立てがひとつだけある。

睡眠薬(或いは、睡眠導入剤)の摂取だ。
アルコールは、断眠・・・というか、睡眠途中で、目がさめると、あとは、もう眠れない。
睡眠薬は、考え事をする暇もなく、パッタリと意識が途切れる。
気が付くと朝だ・・・という願ってもない眠りが得られる。
もちろん、夢なんか覚えていないくらいに・・・。

以前、歩行不可能な腰痛に襲われて、11日間入院したときは、寝る前に、痛み止め飲んどいてください・・・と言われ、痛み止めを服用する・・・。
朝まで、目が覚めなかった。
朝食後、痛み止め飲んどいて下さい・・・と言われ、この薬を飲むと・・・昼食時まで、トロトロと眠った。昼食後・・・痛み止め飲んどいてください・・・と言われて、この薬を飲むと・・・夕食時まで、目が覚めなかった。

・・・薬物の眠りは、果てしない・・・。
・・・痛み止め・・・の中に、たぶん、睡眠を促進させる物質が、処方されているのだろうと思った。
眠りは、痛みを宥める作用もある・・・(痛みの度合いにもよるけれど)。

どうしても頭から離れない悩みで、眠れないとか・・・自分では、対処できないときには、病院で、睡眠薬を、処方してもらうのも一つの対処方法だと思っている。
常習性にならない程度で、止めておいて、あとは、どうしても・・・ってときのために、お守りくらいの感覚で、持っているといいかもしれない。

自然の眠りは、ヒュプノスの優しい腕に抱かれているようだけれど、薬が生むヒュプノスは、ちょっと荒っぽいか・・・有無を言わさず、眠りの世界へ引きずりこむ・・・そんな荒々しさがあるような気がする。

ヒュプノスに抱かれて・・・。

2012-12-12 22:49:42 | Weblog
上質な冬晴れ。


夏場・・・脅威の不眠状態に襲われて、全く、眠れない日が、続き、一体、この先・・・どうなってしまうのだろうか・・・と思っていた矢先、重症の風邪に罹り、1カ月程、不調を呈し、やや復活したかと思いきや、それよりもやや軽めであるが、コレもわりと長引いた風邪にやられてしまい、不調この上なし・・・で、現在に至る。

到ってはいるが、まあ・・・いいか。
以前程、仕事も無くて、特に何日休んでも、困る人は、たぶん・・・ほとんどいない。
月末・月初の支払いさえ、滞りなければ、ノープロブレム・・・。

そんなお気楽だが、いつ解雇されるやら・・・。
・・・でも、まあ・・・いいのである。

そんなこんなしているうちに、いつの間にやら、再び、眠りの神・ヒュプノスのお誘いを受けるようになった。

良きかな、良きかな・・・。

何処で、浮気をしていたのだろうか・・・私のヒュプノスは。
一応、毎晩・・・来てくれないと、私的には、すごく、困るのである。
その優しい腕(←かいな・・・と読んでいただければ幸いです)で、私を抱いてくれないと、私は、眠れないのよ・・・とあれ程、言っておいたのに。

随分なご無沙汰である。

私のヒュプノスは、美形である(そりゃ、そうさ。ヒュプノスは、ギリシャ神話の眠りの神様さまだもん。不細工は訳ありません。イメージとしては、ギリシャ時代の彫像を復活したローマ時代の白い大理石のアドニスなんかを想像していただくとよりイメージに近しいかも・・・)。

この美形のヒュプノスは、天然なので、いつでも、来てくれるわけではない・・・ってところが、不自由と言えば、不自由。

なので、最近は、もっぱら、人工のヒュプノスを利用している。

リン酸コデイン・・・咳止めの粉末。風邪で処方してもらった残りを、睡眠薬替わりにしている。
実は、もっと強力なヤツも、そろそろ出番か・・・。

私のヒュプノス・・・別の名を、ハルシオン・・・。

冬読書・・・或いは、年末読書

2012-12-10 23:31:07 | Weblog
冷たい強風の吹きすさぶ1日。

今年は、冬の訪れが、随分早い。
夏は、いつまでも、居座り、秋は、足早に去ってしまった。

冷たい空気を連れた寒波も、遠慮なくやってきて、北の空は、雪雲。

寒いって・・・やだなぁ・・・やっぱ。

冬は、冬なりに、楽しかったこともあって、冬休みももうすぐだし、クリスマスやら、お正月やらのイベントもあったりするものの・・・。
どうも、そういうのも、楽しくなくなってしまった。

今は、緩やかに暖かい床の中で、好きな本を読んでいるのが一番楽しい。
そうなのだった・・・。
買い求めても、読むチャンスがなくて(平日は、疲れてるし、休日も、疲れているし・・・と言って、おざなりにして)、積どいた本の読まれぬ怨念が、ヒシヒシ・・・と伝わってくるのであった・・・???

そんなこんなで、冬の一番の楽しみ(冬でなくてもそうなのだけれど)、やっぱり、ゆっくり読書でしょう・・・。

冒頭だけ、読んで、少しお取り置きしようと思っていたら、もう年末になってしまった・・・なんて、本が、たくさんあって、早く読みたいと思う・・・本当に、そう思う・・・心底そう思う・・・でも、気持ちに余裕が、全くなくて、心から楽しめなかったりもするのが、今の状態でして。

寝食も忘れて、読書する・・・ってことは、私には、無理なのだけれど。
やっぱり、身体がラクで、楽しいっていったら、読書なんだよね・・・。

そんな訳で・・・。

年末は、読書するよ。わたしゃ・・・。
(・・・いや。別に、誰も、読書するな・・・なんて、言ってないから!)




存在しなかった12月8日。

2012-12-09 01:23:17 | Weblog
私の2012年12月8日は、完全に、空白だった・・・。

前日の7日の24時少し前に、就寝して、3時間後の深夜2時50分頃、ガサガサする物音で、目を覚ましたのだけれど・・・コレは、今を去る事1週間くらい前に、ウチに引っ越して来たらしい『ネズミ』達だ。
最初は、遠慮がちに、天井裏を走り回っていたのだけれど、慣れてくるに従って、我が自室にも、現れるようになった。
畳を齧られ、鼠取りをしかけたが、頭の良い奴ららしく、上手くスルーしたようだった。
超音波・電磁波鼠避けを購入、一万円也をしかけてみたが、少しばかり大人しくなっていたところだった・・・。

そんなこともあって、少し目を覚ましてまた眠り、平日ならば、出社する時間に目が覚めるも、昼近くまで、寝入ってしまった。

流石に、空腹になり、冷温保存食品のモッツアレラチーズ・ピザに、舞茸類を乗せて、焼いて、琥珀エビス・ビールで、昼のニュースを見ながら、再び、寝入ってしまった。

午後に入り、物凄い強風で、何度も目覚めるも・・・結局、完全に、目覚めたのが、8日の23時半を過ぎてから・・・だった。

師走の忙しい、貴重な土曜日になんてことだ・・・!

2012年12月8日は、食事1回。トイレも2回しか行かないうちに、日付が変わってしまったという・・・コレは、ヒトとして、全く、正しくない1日であった。

そして、明けて9日。
お茶2杯とヨーグルトを食べて、現在に至る。
深夜なので、あまり食べない方がいいかもしれないし・・・それ程、空腹感もない。

先週は、月曜日から、月次決算ファイナル。
なんか、頭痛も続いたし、例のネズミどもの出没で、夜中に何度も目が覚めるし、コンディションは、最悪だったこともあったのだけれど。

こんなに、1日中眠っていては、そのうち、溶けて流れ出すのではないかと思ってしまう。

それでも、今の目覚めは、最高なのであった。
どのくらい最高かというと・・・全く、眠気がなく、頭痛も吐き気もしない・・・極上の目覚めなのである・・・しかし、問題は、ある・・・今深夜の1時半に近い時間なのであった。

深夜に快適に目覚めても・・・・。


地震・・・再び・・・。

2012-12-07 22:54:19 | Weblog
1週間の仕事を終えての更衣室での着替え中、地震が起きた。

ロッカーは、耐震補強などしていなくて、倒れてくる可能性もあるな・・・と思いながら、揺れの中にいた。
下敷きになったら、かなり、ヤバイかも・・・。
揺れは、段々、強くなる。
このまま・・・更衣室を脱出した方が、いいのか・・・もう少し、揺れが収まるまで、待っていた方がいいか・・・窓際は危険だから、ドア付近で、待機した。

随分と長い揺れだった・・・。
去年の春・・・。
あのときは、外にいた。
建物が揺れる・・・窓ガラスが割れる・・・。
立っていることが出来なくて、地面に座り込んだ・・・。

あのときよりも・・・。
揺れは、早く収まった。

停電もしていない・・・。

ロッカールームを後に、階段を下りて、外へ出ると、事務所の人達が、外へ避難していた。
『退避命令ですか?』
事務所の女子社員に聴いてみる。
『事務所の中にいるよりは、安全だからって、みんな外に出たんです。』

寒くなってきているのに。
停電で、暖の取れない地域もあるのではないだろうか・・・?

あの震災は、終わった訳ではなくて、たぶん、コレから、何度も、何度も、この地を揺らすのだろう。

幸いにも、停電にならず、信号機も携帯電話も機能している。
有難いことだ・・・。
自宅でも、電気・ガス・水道・・・いつも通り使える。

普通に暮らせることに感謝をしても・・・。
きっと、明日には、忘れてしまう・・・。

それでも・・・いつか、全てが、切断される日がくるのだろうか・・・?
そのときは、生きていけるのだろうか・・・???


ハンド・クリーム

2012-12-06 22:53:58 | Weblog
風の冷たい寒い1日。


今週は、事務所の給湯室当番で、朝から、ふきん類を漂白したりして、指先が、カサカサしている。
昔から、ハンド・クリームは、ベタベタするので嫌いだったし、手荒れもしない丈夫な皮膚の持ち主だったのだけれど、ここ数年、冬場は、ハンド・クリームのお世話になっている。

ハンド・クリームとのファースト・コンタクトと言えば・・・。
小学校の時、友達が学校にもってきた『もものはな』という商品で、今思えば、かなりおばさんっぽい香りのするものだった。
薄いピンク色の着色したワセリンが主原料だったのだろうと思う。仁丹みたいな香りだった。

それから、花王の『ニベア』。
これは、香りは、清潔でよいけれど、つけたあとベタベタして、寝しなに読書する習慣のある私には、不向きだった。
本のページに、油染みができそうで、イヤだったから。
コレも、小学校の高学年頃、発売になったような気がする。
オシャレな女の子は、鞄にいれていたけれど、私には不要のものだった。

そのあと、『アトリックス』なんてのも出てきたよな・・・。
かなり薬用な感じのする『ユースキン』は、ハンド・クリームというよりは、手荒れの治療剤っぽい感じで、現場仕事をする人に配給したあまりを頂いた。これは、今の会社に来てからの話だから、十年くらい前だっただろうか・・・そのときも、まだハンド・クリームは、必要ない手だったのだった。

これらのハンド・クリームは、価格の変動はあれども、たぶん、『ユースキン』以外は、500円以下で、購入できるものだと思う。

・・・それなのに・・・、今は、なんと・・・30g2,500円もするハンド・クリームを使っている・・・狂気だ・・・!ロクシタンのシアバター入り。
ラベンダーと薔薇のシリーズが好きで、会社では、コレを愛用している。
ふんわり良い香りがするし、つけた後、書類を触っても、大丈夫(その分、あまり、劇的な効果には、乏しいような気もしないでもない・・・)。

・・・このブログ内でも、いつの雑文だったか、失念したけれど、ネットのキャッチコピーに騙されて、結構、高額なあまり効果のないハンド・クリームを購入したことは、書いた。
たぶん、今の事務所に引っ越す前の前の事務所にいた頃、購入した記憶があるから、2008年頃だろう・・・4年前になるのかな・・・美容液入りネイル・ハンドクリーム・・・これも薔薇の香りだったけれど、全部使い切らないものが、未だに、会社の個人用キャビネットに入っている・・・使用期限って、多分もう切れているだろうな・・・まさか、腐ってはいないだろうけれど・・・などと思いながら。

使い切れないのに、買ってしまう愚かな買い物・・・それが、ハンド・クリームだったりする。


やさしいスープ

2012-12-05 22:52:11 | Weblog
久々に朝から晴れる。


寒くなってくると、暖かい汁物が嬉しい。
赤ワインに香味野菜を加えて、牛スネ肉を付け込んでおいて、作るビーフシチューは、12月のご馳走。クリスマスだし、年の瀬だし・・・。
ガッツリ食べても上品だし。

・・・何昼夜も煮込んだ透き通った黄金のコンソメスープだとか・・・そういうのは、レストランか、富裕層の厨房にあるもので、ワタシのようなひとの住む家には・・・ない。
こういうひとが作るのは、手間暇かからず、簡単なスープ。

昨日のブログで、少人数世帯で、キャベツ1個を消費するのは、結構、骨の折れることなのだけれど、なに・・・日本の冷蔵庫のフリージングの技術は、家庭でもマイナス20℃の世界を身近にした。
冷凍しておくと、日持ちする・・・コレを使わない手はない。

・・・という訳で、残り物のキャベツは、その時にある常備野菜と一緒に、煮てしまうことにした。

以前から、常々、思っていたのであるが、中華料理店・銀座アスターのラーメンとは、とても思えない値段の豆乳のタンメンというのがあって、もしかすると・・・コレは、意外と、自宅でも、出来る味なのではないだろうか・・・と思い至り、試験的に、普通の生ラーメン(塩味のタンメン)を、買ってきて、作ってみた。
普通のラーメンの作り方のとおり、麺をゆで、炒めた野菜類を乗せるのだけれど、スープのお湯半分の量を無調整豆乳(砂糖などの添加されていないもの)にするだけである。
かなり・・・近いような気がしている(もちろん、お店のは、もっと独自の味だけれど)。
できた豆乳スープのタンメンは、優しい味がする。
・・・ただ、ラーメンのスープということなので、ちょこっと脂っぽい。もっとも、このラードの脂っぽさが、ラーメンのラーメンたる所以なのだけれど。

・・・コレは、もしかすると、鶏ガラスープとか、中華味系のスープの素と昆布だしほんの少し、僅かな塩・・・お好みで、白だし・・・なんてもので、豆乳系のスープを作ると、ラーメン以外の普通のスープでもいけるんじゃないか・・・と思い至り・・・(思い至ってばかりいるけれど)、似て非なるスープを作ってみた。

何のことはない。
キャベツ、タマネギ、ニンジン、しめじなどのきのこ類、お好みで、ジャガイモ、モヤシ・・・何でも入れちゃえ・・・ってことで、適当に切って、煮て、仕上げに豆乳、お好みのスープの素(粉末の鶏ガラスープが一番合うような気がする)を入れるだけである。

それでも、充分優しい味がする。パンやご飯にも、良く合って、美味しい一品。


きゃべつ・はんぶん

2012-12-04 22:51:29 | Weblog
午前中、土砂降りの雨。午後から、薄日。風が、冷たい。


独り暮らしや二人暮らしなどの少人数の家庭で、キャベツだとか、白菜などを1個まるまる購入すると1週間キャベツばかりだとか、白菜ばっかり・・・食べなければならないはめになる。

・・・という訳で、一番の理想は、1/4個で、売ってくれないかなぁ・・・といつも思う。
スーパーの青果売り場で、いつもいつも、探してしまう。
・・・でも、これらの野菜が、1/4個単位で、売られる時って、余程の不作で、値段が高騰しているときじゃないと、なかなか売ってくれないんだよね・・・。

・・・で、買ってきました。週末の金曜日に。
1/2個69円のキャベツを。

購入当日は、まず、焼きそば。
翌日の土曜日は、お昼にキムチと混ぜて、お好み焼き風で。
日曜日は、タンメンを作り・・・それでも、まだ、余っている・・・あああ・・・。
月曜日の夕食は、1週間前に買って、冷凍しておいたアサリと一緒に蒸し煮。
・・・で、次の日は、お味噌汁にジャガイモとキャベツ・・・。

やっとこ・・・食べ終えた・・・きゃべつ半分。
日持ちしないからなぁ・・・せいぜい5日間くらいだろうなぁ・・・冷蔵庫で保存できるのは。


きゃべつ・・・はんぶん・・・。
買ってきて、半分の半分を野菜スープにして、煮込んじゃう。
キャベツ・ジャガイモ・玉ねぎ・にんじん・しめじとか・・・きのこ類。
15分くらい大鍋で煮込んで、今日食べる分以外は、ジップロックに入れて、冷凍しておこう。

今日使うのは、スープ用。
材料が、煮えたら、鶏がらスープで、味つけて、最後に豆乳仕立て。
熱々美味しい。寒い日には、ぴったりだ。

残って、冷凍した半分は、コンソメで煮ようか・・・、余ったトマトを足してみて。
パスタを茹でて、コンソメスープ・パスタ・・・。

美味しい一食。

きゃべつ・・・はんぶん・・・それでも・・・余る・・・。