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鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

深まりゆく秋の日光へ

2016-10-19 14:15:16 | Weblog

昨日(18日)は、日光へドライヴ。

お天気予報は、お昼頃から、雨・・・なのですが・・・。


(画像は、中禅寺湖畔のナナカマド?)

発端・・・。

『去年の今頃は、那須へ紅葉見に行ったんだよねぇ・・・。殺生石からウォーキングしたんだったなぁ。』

ワタシのポツリ一言に、相方が、

『それじゃあ、今年は、日光は、どうです?』

・・・と言うことになり、それでは・・・という、コトになり、18日の火曜日、午前8時にショッピング・モールの駐車場に集合・・・というコトになって、週間お天気予報を見たら、午後から、本降り系の雨・・・みたい。

雨なら、雨で・・・。別の過ごし方だってあるでしょう・・・。

私は、イヤなんですよ。雨の日の外出。
前世が、猫だったから、ダメなのよ。
雨の日は。ダルイし、頭イタイし・・・。


そんなこんなで、当日18日の火曜日。
地元は、雨の気配すらない・・・どっちかっていうと、夏めいた秋晴れ・・・でした。

午前7時30分ごろから、午前9時にかけての平日は、南北へ連なる国道のバイパスも通勤ラッシュ。
工場地帯付近を避けて、県道へ逸れながら、北西へ。


順調に日光市内へ。

コレ、平日だから。
土日は、日光市内の手前の今市から、ずっとずっと・・・渋滞だから・・・。
以前、今市から、日光市内へ入る前までに2時間以上かかったことを思い出しました。

日光駅(JR・東武)を過ぎるあたりから、いよいよ観光地・日光の始まり・・・であります。
少し走行すると、手前に、日光金谷ホテル、向かい側に東照宮・輪王寺の森が見え始めます。
このあたりから、平日なのにね・・・といったカンジの混み具合です。

徐々に高度を上げ始め、気圧で、耳に変化が起きています。
いろは坂突入。

上下48のヘアピンカーヴを縫うようにして、日光連山の紅葉が一望できる名所中の名所明智平のパーキングは、駐車スペースが見つからないくらいの混み具合。



画像は、明智平のロープウェイ。
ロープウェイ乗り場には、観光客の長い行列。

山は、雲がかかり始めてきました。

(明日に続きます)



STAR WARS展 & 第34回目の観月会 

2016-10-16 22:45:50 | 藝術

秋晴れに恵まれた週末。
昨日(15日)は、午後から、相方と『STAR WARS』展へ。
夕刻より、月例の観月会。


アメリカ映画『STAR WARS』は、一番最初の公開が、1977年ということで、今年の12月に、新しい作品が、公開予定ということで、まだ続編が製作されているようである。

私は、1977年の第一作しかみていないので、その後のストーリーの展開を知らないけれど、ルークとレイア姫が兄妹だったとか、ダースベイダーが、父親だったとか・・・39年を経て、宇宙の戦争?は、続いているようであった。

今回の展覧会は、『STAR WARS』をモチーフにした絵画作品よりも、むしろ、撮影で使われた衣装、小道具、そのレプリカやシリーズ毎に特徴のあるセットのミニチュア、更に、シリーズ毎、展示品にまつわる映像を見ることが出来て、このシーンは、覚えている・・・そうそう・・・コレだった・・・なんていう、自分自身の記憶を再生させて楽しむことができる。

企画展ということで、いつものように、展示室1、展示室2と分かれていて、展示室2には、この作品には、欠かせないキャラクターC3PO、R2-D2の実物代のロボットの展示も。
C3POは、吹き替え版では、故・野沢那智さんがアフレコを担当されていたような気がするけれど・・・記憶違いかな・・・。
砂漠の中でのユニークなロボット達の活躍もこの映画ならでは。

一応、美術館なので、美術関連のネタも書かないとな。
岸田劉生の『麗子像』は、ヨーダに似てるのよね〜〜。
逆か…ヨーダが、麗子像に、にてるのか?

期間中には、『STAR WARS』の仮装を競うイベント(←終了)、またホールでのテーマ音楽のコンサートなども企画されているようで、美術と映画娯楽のコラボレーションが楽しめる。
地方では、なかなか斬新なプランの展示会でもあるようだ。

ミュージアムショップでは、映画一色。
ライトセイバーやキャラクターグッズ盛り沢山。
閉館時間間際まで、賑わっていた。

その後は、第34回目となる観月会。
久しぶりの満月が、東の空からのぼっていくのを眺めながら、秋をテーマにしたお料理を頂く。
季節を先取り・・・というのが、このお店のコンセプトのようで、早くも椀物に御餅が登場。
寒くなってきて、お正月ももうすぐ?ですよ・・・と言われているみたいで。

今回は、八寸の出来が、よくて、もう御碗ものとコレだけで・・・。
酢の物が、バランスよく配されて、さっぱりといただいた。

沖天の月に照らされて・・・このところ、全く月の見えない観月会が続いて、やっとこ満月の日と観月会が、マッチした秋の一日。


カリエス治療で、アレコレ思う・・・。

2016-10-13 15:14:13 | Weblog

麻酔が取れて、不具合になっているので、早く眠るつもりで、布団にもぐり込み(・・・っていっても、365日中、外出している時間も短いし、つまり、大抵は、床の上か、床の中だから・・・)眠りが降りてくるのを待つことなのだけれど、日中、外出すると、ひどく神経を使うせいもあり、しかも、痛い?治療だから、臆病な私は、さらに怯えながら、都下へ出向いたため、その神経というヤツが、なかなか、リラックスしてくれないから、身体は、疲れているのに、眠気は一向に訪れず、仕方がないから、『ひつじ』を数える・・・ように、考え事をする。

大抵は、過去の失敗だとか、不運だったなと思うこと・・・そんな所謂ネガティヴなことばかり考える。
そうなると、何故・・・いつもそんな不運な結果に終わるのか・・・という理由を知りたくなる。

まあ・・・そりゃそうでしょう。

四柱推命見てごらんよ・・・。

西洋占星術のホロスコープだって・・・。

やぎ座の司る身体は、骨と歯だとか・・・?骨は今ンとこ、特に異常がないけれど、何故か、顎の骨が弱いようで、カリエスになってしまうと、もうあかん・・・みたいな?
やぎ座のひと、全員が全員という訳でもないだろうし。
やぎ座でも、歯も骨も丈夫なひとは、弱い人より多いかもしれない・・・???

カリエス(虫歯)が、骨に癒着して、取るのに、骨を削らなくちゃいけないのだって・・・みんなみんな星回りのせいなのね・・・。

痛いのに、カネかかるし・・・。

現状維持がやっとこで、どんどん悪くなるばかりだし・・・(齲歯〔虫歯〕は、一端削ったが最後、良くなることは、ないらしい。悪くなる一方。

削らない治療ってのが、最近のブームだれど、もっと早く、やってほしかったのに。
最近では、出来るだけ歯根を残す治療方針に変わってきているけれど。

うんうん・・・もともと、天というか、そういうもんのご加護が全くないのね・・・だからね・・・などととにかく、理由を探して、何となく納得して、いよいよ眠気が訪れるのは、明け方・・・。

・・・というわけで、ジェット戦闘機が、我が家の上空で、爆音を立てて通過していく音で、目が覚めたのが、午前11時少し過ぎたあたり。

眠りについたような記憶があるのは、午前3時過ぎくらいだったから、8時間くらい眠ったハズなのに、ちっとも寝た気がしないのは、何故・・・???

起きてみると、どんより曇り空。

昨日の、あの・・・澄んで乾いた、静かな空気の『正式な日本』の秋は、何処へ行っちゃたんだろうかね???なんぞと思いながら。

昨日の帰りに購入してきた・・・(昔、自宅の近くに在った『ワールドワイドな酒屋』が、駅近辺に引っ越したので、久しぶりに寄って、珈琲だとか、お気に入りのお菓子類を買う)珈琲など入れて、いつものごとく、ヴェランダに出れば、もう冬を思わせるような灰色の重たい空である。

私の好きなお菓子類には、遺伝子組換えで、ポストハーヴェストと言われる農薬だの防腐剤に、これでもか・・・とくらいに浸けこまれている小麦、ゴキブリも喰わないと言われているショートニングというトランス脂肪酸、ほとんどが、中国産でつくられているらしい添加物(まともな食品も作れぬ国で、作られている食品添加物って・・・食えるんだろうか?)・・・原料をみると、毒物ばかりだよな・・・と思うものばかりである。

こんなもん喰ってたら、歯も骨も・・・臓器全て・・・ダメになるよな・・・。

昼近くに起きて、寝ぼけたことばかり、のたまっている。





2次カリエスの治療③&ベルギー国王陛下・妃殿下来日・茨城行幸啓

2016-10-12 22:23:24 | Weblog

明け方、10℃近くまで、気温がさがりました。
早々と電気ストーヴの登場です。


本日は、2次カリエス(虫歯)治療で、都下への通院。

晴れているのに、なんだか、シンっとした静けさのある午前の後半(つまり、午前10時頃です)。

駅につくと、なにやら、腕に、『警察』の腕章のある人々が・・・。

改札口に3人、改札を入った場所に3人。

コインロッカーやゴミ箱の周辺には、テレビでしか見たことないけれど、たぶん金属探知機(なんだか、シバ刈機みたいな?)だと思う機材をもった捜査員さんも。

お手洗い周辺には、ダンゴ状に・・・20人?はいるでしょうか・・・。

一体何があったのでしょうか?

スマートフォンを、フォイフォイして、地元のニュースを検索するも・・・。

駅の事件は、該当がありませんでした。

電車に乗り込み、相方に、ただならぬ気配をメールしたら、

『どっか(ベルギー)の国王さんと天皇さんが、茨城に行くって言ってたから、ソレじゃないの?』
という回答が返ってきました。

『へぇー?電車(←新幹線ですが)で来るんだ?てっきり車かと・・・』

ベルギー国王陛下・妃殿下と今上さんとコーゴーさんが、結城市を訪問するので、新幹線を利用するとなると、直近の駅は、我が地元駅ってことになりますかね・・・一応、新幹線の停車駅だし(・・・っつっても、北海道新幹線は、素通りですけどね)。

はぁ~~~警備大変ね~~~まあ、今上さんとその奥さんは、どうでもいい(・・・ということもないか・・・?)けど、ベルギー国王陛下と王妃様にナニかあったら、それこそ国際問題だもんね。

昨日の晩餐会でも、コーゴーさんは、ティアラ、サッシュの正装なしだし?なんて、皇室保守派がネットで、避難ゴーゴーだったしな。

東宮妃の無様な姿は、国辱モノでしたかね?(ご病気治らんのだから、無理せんと東宮御所から出んといてな。娘さんかて、不登校なんやろ?・・・と何故か関西弁・・・正しくないけど)。


いや・・・ほんと、タダならぬ雰囲気の駅でしたので・・・普段、家から殆どでないのに、行幸啓に当たるとはな・・・。

戻って来て、相方に聞いたところ、駅周辺は、日の丸をもった人だかり・・・だったそうで(相方は、銀行に行くのに、エライ苦労したらしい・・・交通規制だとか?)。

・・・っつうことで、私は、行幸啓とは、逆のパターンね。
上京っつうか・・・おのぼりさんだしな・・・。

本日は、お天気に恵まれて何よりでした。

昨日までのぐずついた天気が嘘のように、空気が乾燥して、日本の正しい秋晴れでしたしね。

駅に着くまでは、静かな落ち着いた秋の空気だったのですが・・・。


・・・本日も、ガンガン、バリバリ、ガリガリ、ギリギリ・・・と掘削工事は続きました。
麻酔で、帰りは、唇がしびれっ放しで、ぼ~~~っとしていると口半開きで、アホ丸出し。

戻ってからも、微量ですが、出血が続いております・・・はよ寝よか・・・。



豊饒なる物語の海へ③インス大妃

2016-10-11 23:45:46 | TV・ドラマ
 
先月9月17日の拙ブログにて、今日のお題・韓流時代ドラマ『インス大妃』の2話づつ間を空けながらのDVDと、その間のストーリーを、YouTubeで、追いながらみておりました。

昨日、ついに最終話60話迄、視聴することができました。

・・・と言っても・・・。
丁度、DVDの抜けている55話、56話は、YouTubeでも、ドラマの後半30分が、不具合で、視聴することが出来ず、たぶん・・・ここが、一番の肝かもしれない・・・所謂、暴君ヨンサングンが、母親の廃妃ユン氏の処刑のいきさつを知るくだりだったのですが、欠けてしまいました。

タイトルロールとなっているインス大妃が、王族に嫁ぐ前、必ずや、この宮廷の女主人(王妃)になってみせると少女ながらに決意し、嫁いだ先の姑と過酷な権力争いの果て、ようやく、その手中に権力をおさめ、支配者としての君臨する物語です。

ジョン(のちのインス大妃)の敵は、姑の大王大妃だけではありませんでした。
自分の息子のチャルサングンが、成宗として王位につくと、幼き成宗の子守りとして、成長後は、側室となったソンイ(廃妃ユン氏)が、立ちはだかります。

ソンイは、両班の家の側室の娘でしたが、父親が死に、貧しさのため、棺桶代の賄うために、宮中に売られて、女官となりますが、このとき、6歳(前後)。
目端が利き、ヒトの心を読んで、ズル賢く、小賢しく立ち回り、その頭角を現して行きます。

この3代にわたるの嫁・姑が、権力を巡り、三つ巴となり、或いは、結託しつつ、李氏朝鮮6代王文宗から10代王燕山君(このひとは、王位をはく奪されたそうです)までを描きます。

当時の朝鮮には、染色の技術がなく、ドラマのように色彩豊かな衣装はなかったそうですが、奇抜な配色もあれば、落ち着いて、美しい色の組合せ、意匠、髪飾りや、簪など、ドラマとしての李王朝を見るのも楽しみのひとつです。

このドラマは、不思議なドラマで、様々な権力争いの中で、姑に意地悪をされても、強気で、ひるまないジョンを応援したいと思ったり、或いは、ジョンに刃向い、ヒトを殺め、策略を巡らすソンイが、憐れに描かれたり、善悪、正邪を越えて、立場が逆転したり、さまざまな角度から、描かれています。

少女の頃のジョンを演じるのは、ハム・ウンジョンさん。
『王と私』で、王族の妻で、都の妖婦・オウドンの下女を演じていたのが印象的でした。
長じてからのジョンを、チェ・シラさん。
ド迫力の大妃役でした。

ソンイ役は、チョン・ヘビンさん。
この方も、『王と私』で、策略の女・ソリョンを、演じていました。
美人だけど、カミソリみたいな女でしたね。

そして・・・女の争いが、暴君・ヨンサングンを作り上げてしまうというか・・・。

それにつけても、ああ・・・いつもドロドロ・・・な韓流時代ドラマ。




尋道(道を訊かるる・・・)

2016-10-10 15:16:17 | Weblog

『晴天』の特異日で、晴れ・・・とまでは行かぬが、雨は、落ちて来ぬであろう・・・連休最終日。
どんよりとした雲雲しさ・・・。

先月中旬より、毎週、都内へ出ている。
病院通い・・・。

私は、何故か、家から出ると、道を尋ねられることが多い。

多い時には、一日に、二度、三度。

相方と都内を歩いているときも、ワタシに道を尋ねてくる。

・・・んな訳で、ワタシって、都会人に見えるのかね~~~?
田舎からのお上りさんに、道は、聞かないよね~~~?


相方の分析。

まず、きみは、他の人と比べて、急いでないのが、マルわかり・・・。
つまり暇人にみえる。
ぼ~~~として見える。
ひとは、道を急いでいるひとに対して、モノを尋ねるということを、あまりしない。


家人の分析。

話しかけやすそうなんじゃないの?
断らなさそうだし。


どちらも、都会的とか、スタイリシュだとか、期待していた回答ではなかったが・・・。

相方の『暇人にみえる』は、勤め人をしていた頃も、都内へ出るとよく道(または、駅のホームや出口など)を尋ねられたけれど、その頃は、結構、速足だったし。
でも、『ぼ~~~』としてるのは、変わらないかも?


まぁ、要するに、道を尋ねても、危害を加えられることはなさそうだし、如何にも、暇を持て余していそうだし、おまけに、ぼ~~~としたオーラが出まくりだから・・・???

地元のショッピングモールで、店員と間違えられることもあったけどな・・・会社の事務服でいたからかな?





鏡考③鏡よ・・・鏡・・・?

2016-10-09 23:01:33 | Weblog


グズつき気味なお天気の連休中日。


自分の肉眼では、視ることが出来ない自分自身の顔も、鏡を使えば、造作ない。

それでも、やはり不思議な鏡。

鏡に映る像は、見る人によって、様々に映るものなのか・・・?
果たして、自分が見ている鏡の像が、実像なのか、虚像のか・・・?

グリム童話の『白雪姫』では、継母が、魔法の鏡に向かって、世界で一番美しいのは、誰かと問う。
世界で一番美しいのは・・・継子。
鏡は、答えます。


故・赤塚不二夫さんの『ひみつのアッコちゃん』は、鏡の精から、魔法のコンパクトを貰って、いろいろなひとに変身します。
変身の呪文と解除の呪文。

てくまくまやこん、てくまくまやこん・・・らみぱす、らみぱす、るるるるるー。


魔法の鏡があったなら、世界一の美女になれるのでしょうか?
その世界一の美女は、既にこの世に存在する造形。
それ以外の『世界一の美女』は、一体、何処に存在するのでしょうか・・・?

これも鏡の曖昧さ・・・或いは、パラレルワールドを具体化した物語のようです。


ワタシが、中学生だった頃、怪談?(という括りでよいのかどうか・・・)として、

『深夜に自分の顔を鏡に映してみて、そこに映っている姿が、老婆であったら、死期が近い』

というものでした。

深夜というのが、午前0時だったか、午前3時だったか・・・そのへんは、曖昧でしたが・・・。
お馬鹿なワタシを、割と、長い時間、このことを信じていて、深夜、御手水に立つとき、洗面所の鏡をみないようにして、いました。

在る時期、ちょうど深夜の時間帯に、自分の顔を映さなければならない事態が起きて(顔を蚊に刺され、鏡をみないと、痒み止めの薬をつけられない)、鏡を見たとき、いつものように、ボヤ~~~っとした寝ぼけ顔の自分がフツーに映っていたので、まだ余命はあるのか・・・と思いました。


自分で見えないモノを見る・・・という鏡ですが、その不思議な魅力は尽きないようで、鏡自体に細工をして、オカルトチックな小道具としても、用いられたようで、『照魔鏡』などがあるようです。

三種の神器にも、たしか、八咫鏡なんかが、入っていたような・・・?




川の街へ/那珂川町馬頭広重浮世絵美術館・なかがわ水遊園

2016-10-08 16:25:25 | Weblog

再びお天気下り坂・・・のよう。

昨日(7日)は、夏日であったけれども、風は、爽やかで、県北では、もみじの色づきを伝えるニュースも。
絶好のドライヴ日和の中、県北東部にある那珂川町馬頭広重美術館となかがわ水遊園へ。

・・・と言う訳で、久々の遠出。

昨日の朝は、随分?と冷え込んで、明け方近く、薄着(半袖、短パンという夏パジャマ)で、寝ていたので、起きたら、咽喉が痛い・・・。

日差しが強そうなので、日焼け止めなど塗ってから、外出。

国道周辺は、もう既に秋めいて、朱色の柿、黄色い背高泡立ち草、薄、コスモス。

彼岸花は、枯れて、夏の色を残す朱色のサルビアも、朽ちかけていて・・・。

美術館は、隈研吾氏の設計による広い空間の格子の造形。
ちょっと不思議な感じのする建物。

江戸の文化を伝える浮世絵の展示がメイン。
平日の週末などで、お客さんもまばら。

浮世絵の美しさは、その色のグラデーションにあり・・・と思っていたのだけれど、版木の彫の繊細なことに驚いた。物凄く細い線は、手書き・・・では?を思わせるような精密な線なのでした。

お昼ごはんを併設のカフェで食べる予定だったけれど、生憎、お休み。

予定を変更し、なかがわ水遊園で、食事をして、淡水魚の水族館を訪れることに。

県北から、県北東部へ流れる那珂(なか)川、県北西部から、県南へ流れる鬼怒(きぬ)川、二つの渓流の間を流れる箒(ほうき)川といづれも美しい川。
山間を縫って流れる川は、青い清流で、山間の水族館は、珍しいかも?
県内外の淡水魚の他、渓流にすむ蛙などの両生類や爬虫類、そして、アマゾンに住む淡水魚類を始め、飼育用の熱帯魚なども。



ガラス貼りの温室の中に様々な魚が一杯。
一部には、海水魚類も・・・。美味しいそうな?鯛や鮃・・・。

県内の淡水魚で有名なニジマスやヒメマスも、こんな形なのね(・・・いつもは、切り身だけど・・・)。

幼稚園、小学生、カルチャーセンターのオバさま、オジさま。
お子様連れの家族、カップル・・・と入園者は、様々。

現在、ハロウィンカルナバル実施中で、スタッフもハロウィンの仮装中。

建物の外も大きな池が点在し、鴨やシラサギなどの水鳥達、水棲植物なども楽しめるようです。


鏡考②ヴェネチアの鏡

2016-10-07 21:22:23 | Weblog

昨日の続き・・・。

以前、この拙なブログにて、『モディリアーニの鏡』ということで、書いたことがあるのですが、かのイタリアの夭折した画家 アメディオ・モディリアーニの描く肖像画をご存じでしょうか。
妙に、首が細長く、どちらかといえば、平面な・・・のっぺりとした画風の・・・それでも、一度みたら忘れられないような・・・造形・・・。
(前期は、瞳を描いていたけれど、晩年・・・っても、30歳前か、もっと若かったのか・・・そのころは、瞳を省略して、よりフラット?な造形になったみたい・・・愛人だか、恋人だか、モデルだか、奥さんだか・・・いろいろと人間関係が複雑だったみたいで?)

あのような造形に映るのが、自宅の脱衣所にある洗面台についている鏡で、3~4メートル離れ視ると、いやいや・・・映る姿の細い事、細い事。
至近でみると、フツーに見えるのですが・・・。

鏡によって、映り方に、クセがあるようなのです。

そんな、ど~でもよいのようなことを考えていたら、ある一行の記述に行きあたりました。

『中世からルネサンス期に栄華を極めた水の都ヴェネチアに於いて、鏡を鋳造するのに、水銀にアマルガムを混入させて、従来の鏡より、より柔らかく映る鏡が、高値で取引された・・・。』

かのメガデパートの洗面所の鏡も、もしかしたら、普通の安価な鏡とは、一線を画す?鏡なのかもしれないな・・・などとオボロゲながら、思ったりしました。

このメガデパートの3階のフロア(・・・くらいだったと思いますが、或いは、4階か5階か・・・?)は、欧州のブランドショップが並んでいて、このフロアは、上得意様とか富裕層専用フロア・・・とでも申しましょうか。
一見さんってのは、ちょっと入りにくいフロアだと(私自身は)、そう思っているのですが、ここの階のお手洗いは、別格です。
御手水を使うには、多少、勇気が要ります(特に、ワタシなどは・・・)。
他のフロアとは、ゼンっゼン(全然)違っておりました(数年前の記憶なので、もしかすると、洗面所もリニューアルされているかもしれません)。

まず、行列がないから、穴場といえるかもしれません・・・。
ゴージャスなお手洗いで、鏡なども、たぶん、かなり、違うものだと思います。

舞台の楽屋などにある女優さん専用の鏡台も、テレビドラマのシーンに登場することがありますが、鏡の周囲を白熱電球が、いくつも設置されていて、スポットライトを浴びた状態でのメイクの映りを確認するためでしょうか。

コレもひとえに、自分の肉眼で、自分の顔を見られないために、鏡という道具が必要な職業といえそうです。



鏡考

2016-10-06 21:07:36 | Weblog

台風が逸れて通過。風が強い真夏日。



ヒトが、自分の肉眼で、確認できないもののひとつに、『自分自身の顔』というものがあります。

自分自身でありながら、目視することができない・・・唯一のものが、己が顔・・・。
創造の際に、なにか深い意図があったのか・・・或いは、世界を7日間で、急拵えしなければならなかったから、手抜きとか・・・。

ひとが己の姿を確認できるのは、太古であれば、水面に映った己の顔。

少し時代が進んでも、青銅などを磨いた銅鏡で、それ程、はっきりとは、映らなかったようでも、この銅鏡などは、権力者とか・・・富裕層しか所持できなかったわけで。

今のように、はっきりと自分の顔及び姿が確認できるようになったのは、それ程、昔のことではなくて・・・。

今は、鏡の他に、写真、VTR、スマートフォンのカメラ・・・などなどで確認できますし、存在の証明にも使われますかね?
(私的には、写真に写った自分の顔と鏡で見る自分の顔が全く違ってみえるのだけれど・・・?やっぱ。本人なんでしょうなぁ・・・)

今ほど、自分の顔や姿を認識できなかった時代。

自分を映す鏡は、やはり、神秘的なものだったことでしょう。

私は、このところ、週一で、都内へ出ていて、途中のメガデパートで、食事をしているのですが、このメガデパートの最上階のお手洗いをよく拝借します。

実は、ここのお手洗いの鏡は、ちょっと不思議なのです。
(不思議ったって、怪奇現象とか・・・そんなんじゃないですよ)

妙に映り具合がよい・・・のです。

つまり・・・この鏡に自分を映すと・・・
(あれれ・・・ワタシってこんな顔だったっけ・・・???)
と思うのです。

照明の関係とか、立ち位置などの物理的要因もあるのでしょうけれど。

・・・つまり、頭で考えていて、写真や自宅の鏡で、認識している時分の顔とは、どこか・・・ちょっと違うのです。
その証拠(・・・というほど、大したモンじゃないけれど)に、この洗面台の鏡についている水道の蛇口のステンレス?に映る自分の顔って、普段認識している顔なんですよね・・・。

脳に、なんらかの錯視をあたえるこの鏡・・・何か秘密があるのでは・・・???と思います。