1月11日(火) 雨のち曇
昨夜とつぜんに、親子3人連れのお客さまをお迎えし、ほのぼのと心楽しく、体の芯から喜びが湧いた。
名張市内のさる区長さん方のご長男・康和くんにお目にかかるのは、この夜が2度目。 毎回、明るい笑顔が印象に残る好青年、との印象を持っている。
生まれつきの脳性麻痺が残り、動作が不自由だけれど、心がとても健康で、話される言葉が前向きなのも素晴らしい!
しかるべき作業所に通って作業療法を受けておられるらしく、その過程で仕事に応じた報酬も受けておられ、ご高齢の父上が「この子(康和くん)が、『我が家で給料貰ってくるの、ボクだけや』と言うんですよ」と、嬉しそうに誇らしげにおっしゃった。
康和君も、「そう、ボクだけ!」って、笑顔でおっしゃって、ほんとうに楽しそうだ。
常に、ご長男に寄り添って手を貸し言葉を添えておられる母上の、これまでのご苦労は想像するに余りある。
「こんなに明るく素直にお育てになられて、お疲れさまでした。 大変でしたでしょう!」、同じ息子を持つ母親として頭が下がる。
今年、50歳。 ご自分のことを素直な言葉で一生懸命に話される康和君に、
「どうぞ、お体の不自由な方々の良い先輩として、あなたの頑張る背中を見ていただきましょうね♪」と、お声掛けして背中を撫でた。
康和くんとご両親さま。
おかげさまで、今年の消灯式を意義深く終えられ、ありがとうございました。
昨夜は、下弦の月であったのに、さくらのピンボケカメラはほぼ満月。
中天から、【祈りの電飾】を見下ろしておられた。
皆さまのおかげで、40日間瞬いてくれました。
飾り付けをお手伝いくださった皆さまや、寄金を下さった方々ほかの、ご協力に深く感謝し、静かに見守ってくださいましたご近所の皆さまにも、有難く嬉しく、心から御礼を申し上げます。