🎵 忙しく生き、花の咲いたも氣づかない。 ゆっくり、穏やかに暮らしたいけれど・・・

8月23日（日）　　晴

台風８号のせいか朝から涼しい風が吹き、はや秋の気配も感じられる。

起き抜けに、前栽の高野槇の植え込みに、ひっそりと置かれたようなピンク色の落ち花。　「えっ？」と見上げたら、２㍍ほどの高みに芙蓉の花が咲き誇っている。

日々慌ただしく生きて、申し訳なくも氣が付かなかった！

　

婚家の裏木戸に植えられ、毎年ピンクの花盛りが人目を引いた。

亡夫が氣に入り、一枝持ち帰って挿し木をしたのが大きく育ち、お向かいのおじいちゃんやご近所さんに所望されて、ひこばえをもらっていただいた。

季節を違えず、今年も青空によく映える。

　　　　　　　　　　　　　　　　

歩くしか運動の手段を持たないので、野菜の無人スタンドに徒歩で行く。

風があるとはいえ、残暑の厳しい日中に、日傘をさして腿を高く上げ腕を大きく振って歩く、ヘンなひと。　それは、私です♪

この街には、昔ながらの堂々たる日本建築の家屋に植え込みを配した家や、最近では黒い建屋にモダンな赤いドアと郵便受け、窓には青い空が映って、植木は１本も無い家などが対照的に並び、いずれも美しく、見入ってしまう。

我が家の二階は最近傾きが露骨になり、息子たちがゴルフボールを持ち込み、転がる様（さま）に、いたく心配をしているけれど、「私の生きている間に倒壊することはないから」と耳を貸さない。

心配したって、仕方がないもの、ね。

　　　　　　　　　　　　　　　　

「夕ご飯は、藤井聡太二冠の勝負めし・高菜チャーハンか手巻き寿司などいかが？」とLINEに送ったら、三孫から、間髪を入れず「高菜チャーハンお願いします！！！」と帰ってきた。

今日のメインは、高菜チャーハン、タコと胡瓜の酢の物、かきたま汁。

「美味しい♪」と言ってくれるのが嬉しくて、「来週も、ね。　腕を振るうから！」と、つい調子に乗る。

食後のスイーツは、伊予の栗あんタルト。

「来週も、コロナに感染しないよう氣をつけて、頑張ろうね！」と見送った。