さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪ あわあわと 曼荼羅華の花 咲きにけり 吾亦白なり 夜空に凛と

2021年07月26日 20時22分04秒 | さくら的非日常の日々
7月26日(月)  晴

夕方、水やりに出てマンダラケの花が咲いているのを知った。
2週間ほど前から、天に向かってオクラのさやのような白い蕾がそそり立っていた。
なかなか開花に至らず、忘れていたのが今日、夜目にも白くあわあわと直径8㌢ほどの花を咲かせてくれた。

サンスクリット語で、天妙華・適意華・悦意華・白華などと訳され、チョウセンアサガオ、キチガイナスビなどとも呼ばれるナス科の一年草だ。

仏教では、天上に咲くという芳香を放つ妙なる白い花で、見る人の心に悦楽を感じさせ、諸仏出現の際に法悦の表示として天から降るとされる。(出典;「法華経」序品)

江戸期の医家・華岡青洲は、この種に数種の薬草を加え、20年に及ぶ歳月を掛けて開発した麻酔薬「通仙散」を以て、世界初の全身麻酔下の乳がん手術を成功させた、と『華岡青洲の妻』(有吉佐和子、)で概略を知った。

あわあわと、一見か弱そうな曼荼羅華の花は、その背景を知るにつけ、「我も亦、白なり」と自己主張を忘れず漏斗状の花筒を伸ばし、夜空にひときわ凛然と咲いている。
                       
曼荼羅華の花(種)には、麻酔作用があることから、華岡青洲の偉業をも視野に入れ、日本麻酔学学会のシンボルマークは曼荼羅華の花がデザインされている。
                 
午後は、すずらん台の市民センターで踊りのお稽古。

さくらは、今月から『雪椿』(小林幸子)を習い始めるも、体幹がしっかりしていないので、時折ふらついて(恥;)
                        
朝のうち、地元のケーブルテレビ・adsに、制作のベテラン、中尾記者をお訪ねし、企画の相談に乗っていただく。

指先のネイルが、とても品よくおとなしくも華やかで、素敵!
いつものように、ピンボケカメラなので、お伝え出来ずに残念ですぅ。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ♪  朋友 (とも) 来たり、 ... | トップ | ♪ 夜に植栽の水やりなんかす... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
shimaさんへ (さくら♪)
2021-07-28 02:22:44
こんばんは。
いつも、温かいまなざしで老婆の徒然草を訪ねてくださり、ありがとうございます。

ほんとうに、ね。
使わない知識でも、「知るは心の豊かさなり」と喝破なされるあなた様のお考えに同感!のさくらです。

「知るは若さ」とも。
今後とも、知りたがり屋のさくら♪を、どうぞよろしくお願いいたします。
返信する
また一つ「お利口」に・・・ (fumiel-shima)
2021-07-27 17:14:23
さくらさん、こんばんは。

>日本麻酔学学会のシンボルマークは曼荼羅華の花がデザインされている。
というご説明になるほど・・・と思い、また一つ知識が増えたことを嬉しく思います。
私にとっては一生使わない知識かもしれませんが、一つでも何かを知ると心が豊かになるような気がしますので・・・
                 
返信する

コメントを投稿

さくら的非日常の日々」カテゴリの最新記事