3月25日(土) 曇
午前中、寺田病院の内科を受診。 布施の鈴木先生(糖尿病の主治医)に先月逆流性食道炎の治療薬タケキャブを処方していただかなかったせいで、猛烈な食道部位の逆流と胃痛を覚え、市内の総合病院・寺田病院に駆け込んだ。
もともとが胃腸科医療に評価の高い病院であったので選んだのだけれど、名張市内の基幹病院として医療の総合化を進めておられる。
先月からは、布施のDrのご了解も得た上で、消化器系の医療はこの病院にお世話になろうと決めた。
外来担当医の板野聡院長先生の、行き届いたアカウンタビリティ(説明力)と患者に対する洞察力が私を癒してくださったからだ。
「糖尿病をお持ちですね?ウチの糖尿専門医は優秀ですよ。 大阪の主治医先生から詳しい病状の紹介をいただければ、当院で診させていただきますが」「えっ、名張市立病院でも、市内の糖尿病専門M病院でも 『あなたの場合は重い病気をお持ちだから、継続して大阪の病院で診てもらってください』とあっさり断られてしまい、『名張では、私の最後を看取ってくださる病院は無いのね』と諦めていたのですぅ」
大阪・桃谷のよしだクリニックも布施の鈴木診療所も、院長先生の高い識見と医療内容、なにより患者に寄り添ってくださる診療が素晴らしくて、いつの間にか両院に金つなぎの病友がたが多数通うようにもなっておられる。
いま、私がイチ抜けすることは、できないのである。
そんな次第で、30年来の乳がんは吉田哲也先生、糖尿病は鈴木俊伸先生、内科一般は板野聡先生を信じて闘病していこう、と決めている。
◆
帰り道は、名張市中央運動公園の「さくら道」をバイクで走った
灰色の曇り空に淡い花色の桜は寂しげで、【桜花には青空が似合う】と思う。
散らずとも良いときには春の嵐にも散らず、時至れば、風が無くともハラハラと散っていく桜花は、金つなぎの会の【死生観の象徴】に位置付けられている。
未だ心身の不具合は快癒とはいかないけれど、「今年の桜は今年かぎり」と心得て、ゆるゆるとバイク上からのお花見を楽しむ。
寺田病院は地域の基幹病院として、今年3月に新装オープン。理事長の寺田紀彦先生は日ごろから、がん診療にも力を入れておられ、院内の掲示板には「三重乳がん検診ネットワーク」(竹田寛理事長)の認定施設証が掲示されており、乳がん患者としてはうれしいことである。
紀彦理事長には、毎年の「生命(いのち)の駅伝」の折に訪問させていただき、通年で集めてくださった募金箱や差し入れなどを頂戴し、さくら♪は新型コロナ禍の最中も、変わらずハグさせていただき、理事長先生のメディカル・パワーをいただいている。
そのご縁に縋って受診を決めたのではなく、思いがけない胃の疾患➡地域NO1の胃腸科受診➡板野院長先生の外来で診ていただく、という流れに乗った結果、今は、この病院で最後の看取りをしていただこうと決めている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます