7月4日(土) 雨
テレビを見ていて、熊本八代の水禍を知った。
かの地には、全国酒販グループKLCぷちショップの角田(つのだ)酒店が手広く商売を続けておられる。
さくらは数年前まで、縁あって酒販コンサルテーション・KLCの広報室顧問の職にあり、全国の加盟店さんの取材を楽しくさせていただいた。 八代に角田酒店を訪ねた折には、おかみの照子さんの気合の入った熊本弁に引き込まれ、彼女の人生哲学に触れて「男前女子♪」と感心したのだった。
照子さんの座右の言葉は、一休宗純師の訓とされる『この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一歩が道となる、迷わず行けよ、行けばわかる』であると聞いた。
人生の真髄に触れるこの言葉に励まされ、照子さんも皆々さまも、さくらも、ご一緒に迷わず、前に前に行きましょう!
さてさて、安否はいかに?
すぐに電話が繋がり、照子さんの元気なお声に安堵した。
それでも、ご夫妻の実家の安否が判らず、案じておられるという。
「空には、自衛隊のヘリがひっきりなしに飛んでいます」、「そうでしょう、そうでしょう。 テレビ画面から様子が伝わってきます」、「球磨川は、川幅が広いところは600㍍もあり、橋が2本もかかるほどの広さなんですよ。 明日も雨の予報なので、心配です」、「きっと、ご先祖さまのご加護がありますよ、ご無事をひたすらお祈りいたします」と言いながら、取材で伺った角田家の立派なお仏壇と花飾り、幾多のご先祖さまのお姿を思い起こした。
角田家のご先祖さま、どうぞ、八代の水禍をこれ以上のものになされませんよう、よろしくお願い申し上げます。
人は、あらがえない災禍に見舞われたとき、「祈るしかない」と経験から悟ったさくらである。
午後の激しい雨の中、徒歩で手芸の材料を買いにトーカイに行く。
運動のつもりで、ナップサックを肩に、大きめの傘を指して。 でも、あっという間に濡れそぼってしまった。
子供のころ、遠足の帰りのにわか雨に、友達には母上のお迎えがあったのに、4歳で母を亡くしたさくらには迎えてくれる人もなく、父親に訴えたら「お父さんはおまえを張り子の人形に生んでない。 お前は雨に濡れても破れることのない強い立派な子や」と言われ、その言葉が今も耳朶に着いて離れない。
「なぁに、負けるもんか。 私は張り子の人形やない!」
名張は、大阪への通勤圏内に位置し、大きな団地が次々にできているけれど、街の周囲は山が迫り清流・名張川が市の中央を流れる、山紫水明の土地柄である。
さくらの好きな団地の下の農道を、傘をさして大股で歩く。
向かいから歩いて来られたのは、「あらぁ、サワグチさん♪」、ご近所の歌友である。
声が美しく正確に歌われるので、街のカラオケ大会で優勝されたっけ。
コロナのせいで、カラオケ教室もお休みで、残念ですね!
同い年のサワグチさんも、やはり運動がてらのお散歩だそうで、「ご一緒に、頑張りましょう!」
テレビを見ていて、熊本八代の水禍を知った。
かの地には、全国酒販グループKLCぷちショップの角田(つのだ)酒店が手広く商売を続けておられる。
さくらは数年前まで、縁あって酒販コンサルテーション・KLCの広報室顧問の職にあり、全国の加盟店さんの取材を楽しくさせていただいた。 八代に角田酒店を訪ねた折には、おかみの照子さんの気合の入った熊本弁に引き込まれ、彼女の人生哲学に触れて「男前女子♪」と感心したのだった。
照子さんの座右の言葉は、一休宗純師の訓とされる『この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一歩が道となる、迷わず行けよ、行けばわかる』であると聞いた。
人生の真髄に触れるこの言葉に励まされ、照子さんも皆々さまも、さくらも、ご一緒に迷わず、前に前に行きましょう!
さてさて、安否はいかに?
すぐに電話が繋がり、照子さんの元気なお声に安堵した。
それでも、ご夫妻の実家の安否が判らず、案じておられるという。
「空には、自衛隊のヘリがひっきりなしに飛んでいます」、「そうでしょう、そうでしょう。 テレビ画面から様子が伝わってきます」、「球磨川は、川幅が広いところは600㍍もあり、橋が2本もかかるほどの広さなんですよ。 明日も雨の予報なので、心配です」、「きっと、ご先祖さまのご加護がありますよ、ご無事をひたすらお祈りいたします」と言いながら、取材で伺った角田家の立派なお仏壇と花飾り、幾多のご先祖さまのお姿を思い起こした。
角田家のご先祖さま、どうぞ、八代の水禍をこれ以上のものになされませんよう、よろしくお願い申し上げます。
人は、あらがえない災禍に見舞われたとき、「祈るしかない」と経験から悟ったさくらである。
午後の激しい雨の中、徒歩で手芸の材料を買いにトーカイに行く。
運動のつもりで、ナップサックを肩に、大きめの傘を指して。 でも、あっという間に濡れそぼってしまった。
子供のころ、遠足の帰りのにわか雨に、友達には母上のお迎えがあったのに、4歳で母を亡くしたさくらには迎えてくれる人もなく、父親に訴えたら「お父さんはおまえを張り子の人形に生んでない。 お前は雨に濡れても破れることのない強い立派な子や」と言われ、その言葉が今も耳朶に着いて離れない。
「なぁに、負けるもんか。 私は張り子の人形やない!」
名張は、大阪への通勤圏内に位置し、大きな団地が次々にできているけれど、街の周囲は山が迫り清流・名張川が市の中央を流れる、山紫水明の土地柄である。
さくらの好きな団地の下の農道を、傘をさして大股で歩く。
向かいから歩いて来られたのは、「あらぁ、サワグチさん♪」、ご近所の歌友である。
声が美しく正確に歌われるので、街のカラオケ大会で優勝されたっけ。
コロナのせいで、カラオケ教室もお休みで、残念ですね!
同い年のサワグチさんも、やはり運動がてらのお散歩だそうで、「ご一緒に、頑張りましょう!」
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