2月20日(火) 雨
早朝のボランティア。
子どもたちの通学路見送りは曇り空の下で、恙なく終えた。
ただし、昨夜も「午前さま」であったので、帰宅してから3時間の仮眠をとった。 80歳を過ぎてからの養生法のひとつだけれど、これで【体の元気】が保たれているみたい。
おまけに万年睡眠不足症だから、ベッド・インすれば10分以内に眠れるのが有難い。
午後は小雨の中、重装備のレインウェアでバイク・ライド♪
法定速度で走っても、気分だけは高揚を覚える。
だって、小雨の中を走る83歳だよ?
あ、「馬鹿じゃないか!」って思われているかも。
◆
3週間ぶりのひまわりコーラス。 来月早々に開催予定の「ひな祭りコンサート」に向けて、スタジオ・ジブリの『いつも何度でも』(同声三部合唱)を集中的に練習する。
ご存じ、「千と千尋の神隠し」の主題歌。 聴く分にはとてもリリカルで美しい簡単そうな旋律なのだけれど、歌うとなると、ほんとうに難しい。
あと1回しか練習日が無いので、休んだツケの払い方を考えなければ!
踊りの西川先生の口癖を借りれば、「練習あるのみ!」って。 蓋し、名言♪
買い置いたキンセンカをみるくの墓前に植え替えた。
デージーが霜に負けて枯れて来たからだけれど、今、わが家の玄関周りを飾ってくれる花たちは、とても元気で、春の息吹を伝えてくれる。
嬉しいね。
夜は有り合わせのお菓子で、ご近所さんとのお茶会♪
途中、キッチンで「バン!」と大きな金属音がして、「なに?」「なに?」
電子レンジから音がしたよ、と言われるけれど、そうとも思えない。
同じメンバーの時に、以前も隣室で「ど~ん」と大きな音がしてダンボール箱がひっくり返ったことがあり、驚いて帰って行かれた。
人生には【不思議・不可思議】が隠れている、と長く生きた結果体験してきた。
なので、今では特には驚きもせず「よくあるのよ、うちンち。 不思議なことが・・・」
ご近所さんらは、少し気味悪げに帰って行かれたけれど、さくら♪は「何事の不思議なけれど」と、白秋を口づさむ。
薔薇ノ花。
ナニゴトノ不思議ナケレド。
照リ極マレバ木ヨリコボルル。
光リコボルル。
きっとわが家にその時間、照り極まり、光こぼれる何かがあったのよ。
深夜、最後のテレビNewsを観ながら、ルームランナーで歩く。
さくら♪の日々是好日。
【余滴】 そういえば、白秋の愛人(のちに妻)のひとりであった「松下俊子」は、隣町の名張市下比奈知の出身であると聞いた
。
新聞社時代のことで、いつか評伝を書きたいと思ったけれど、何分忙しいのと資料がほとんど無くて、断念した。
今から、書く?
いささか文学青年でもあった高校生の頃は、白秋や鉄幹、晶子、下って順三郎、重治らに傾倒もしましたが、まさか、白秋の不倫相手(のちに妻)が、あなたの隣町の出身とは。
これは何としても、書いていただかねば。上梓を楽しみにしておりますよ。
いつも変わらず積極的な日々を送っていらっしゃることに触発されて私もさらに積極的な毎日にしようと思います。
またまた私の好きな・・サミュエル・ウルマンの言葉を思いだしました。
『年を重ねただけでは人は老いない。人は理想を失うとき初めて老いる』
さくらさん、お互いにいつまでも心の若さを保ちましょう。