8月27日(金) 晴
午後9時から、ZOOMによる『金つなぎの会リモートミーティング』が始まった。
全国1623人の会員のうち、カメラ付きパソコンとスマホをお持ちの病友に、ZOOMアプリを搭載していただき、リモートワークを始めたのは、まさしく新型コロナウイルスのせいだ。
患者会活動の一つの進化ともいえるリモートワークは、新型コロナ禍のもたらした数少ない効用と言えよう。
振り返ってみれば、このウイルスのせいで、互いの往来が制限され、昨年4月には会発足26年目にして初めて活動を中止にした。
前日まで手分けして消毒剤を作り、当日はアンチウイルスの用意おさおさ怠りなく準備したのに、国の緊急事態宣言の前に矢尽き刀折れた無念さを、竹内理事、市田理事、平井理事、高見さんと交々語り合ったのであった。
あの日、全国の病友がたにお届けする『金つなぎNews』の発送を、已む無く断念したことが、今もほんとうに無念である。
本日、8月27日現在の新型コロナ感染者は、全国に141万7265人、回復者は113万6565人。
逝かれた方が、1万5866人である。
これまで、感染者と回復者の差は約2万人であったものが、ここにきて約2万8000人と増加傾向にある。
いま世界で流行中のペル―発ラムダ株も、感染力が強いウイルスとされているけれど、国は徹底的な水際作戦で、アルファからラムダに至るこれらのウイルスの感染防止(国内に持ち込ませない!)に当たるべきである。
【感染力の強いウイルスの性格(悪性度)は弱い】とされる、ウイルス学の定説の真偽については、今も明らかにされていない。
なおまた、数種類の新型コロナウイルス変異種も、その悪性度など【性格】に関しては、「可能性」としか表現されていない。
死亡者に関しても、その病態の基本属性は明らかにされていない。
つまり、「その方は、どのようにして逝かれたのか?」という、個々の事例の聞き取りも【個人情報の壁】に阻まれ、『逝者に学ぶ』と言う金つなぎの会では当たり前のことが、この国家の一大事の際に、あとに続く皆さまのために役立てられないなんて。
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今回も「中々入室できません」、「今日は、諦めます」など、ZOOM利用に時間がかかり、無料の時間が刻々と過ぎ、結局新たに入室し直して、2度の利用で終わった。
直後に、金つなぎのグループLINEには、「リモート中に、息子からTELあり、『長女(18歳)がコロナ感染。家族は濃厚感染者で保健センターからの連絡待ちです』とのことです。お騒がせしました」と書き込みがあった。
日ごろから病友がたと、自然治癒力・自己免疫力の向上を図る暮らし方を実践している金つなぎ。 されど【敵】は既に、私たちの足元に迫っています。
皆々さま。
「そなえよ、つねに!」を、お忘れなく、ね。
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