11月7日(月) 晴
抜けるような秋の青空と秋風が、まるで、別世界の風景のようで現実感がない。
それでも、毎週のルーティーンは止むことなくさくらを急かせる。
踊りのお稽古➡アップル歯科➡孫たちがみるくのお参りに来てくれて、今日も慌ただしく過ぎ、いわゆる【ペットロス】に浸っている時間も気持ちの余裕もない有り様だ。
おまけに目前に迫った「金つなぎ 秋の美榛苑温浴ツアー」と月末の「高校同級会 芦屋奥池芸術探訪の旅」の組み立てと訪問先予約などで、うっかりすると双方の情報が混線しそうになって、いかん、いかん。
以上の次第で、有難くもすることに追われて、健常な心を保っていられる。
皆々さま。本当にご心配をおかけして申し訳ありません。
でもこんな次第で、みるくとの楽しかった時間を繰り返し心に蘇らせはするものの、ペットロスとは無縁のようなので、なにとぞご放念くださいませ。
17年8か月前の5月3日、みるくはわが家に来ました。
長孫が「みるく」と名付け、猫は自分を人間と錯覚して育ちました。
餌を「かりかり?」、「ちゅーるちゅーる?」、ブラッシングを「掻き掻き?」、「撫で撫で?」、「ポンポンするの?」など、2語の単語を重ねて理解し、いずれもの返事は、「にゃあ♪」。
欲しいときは、要求が叶えられるまで鳴いて、思いを遂げる。
私の心を読むことにも長けていました。
津市に住む姪から授かった雑種の日本猫ですが、気位高く賢く飼い主に似せぬ美形でありました。
死の5日前から飲まず食べず、痛みを訴えることもなく、私が買い溜めしたちゃおちゅーるをねだって1日に4袋を食べていたのがウソのように、居ずまいを正して逝きました。
あっぱれ・みるくの死の処し方に倣い、不肖さくらもそのように死んでいく、と決意も新たなのですが、その時に至って5日間の絶食ができるかどうか、何しろ何をいただいても美味しいので、自分の食欲に歯止めをかけられるかどうか、自信がないのであります。
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