8月26日(月) 曇、小雨降り続く
踊りのお稽古のあと、アップル歯科に行く。
明るい、きれいなデンタル・クリニック。 とりわけ院長の武田陽子せんせいのアカウンタビリティが的確なので、いつも信頼して予約を入れさせていただく。
日本の名歯科医200人にランキングされたという、大和八木のクリニックのDrにかかっておられた香代子さんも、「一度、陽子せんせいに相談してみたら?」と勧めて以来、今では先生の大ファンだ。
さくらは、お盆前から歯茎の中に鈍痛があり、ロキソニンでごまかしてきたのだけれど、歯の疾患は絶対に後戻りしないから、つまり、放置して自然治癒するはずがないから、がんと同じく 【早期発見・早期治療】しかない、と確信してこのクリニックに通っている。
歯茎の中をレントゲン撮影していただくことになり、ずしりと重い水色の防具を着け、紺色のハイバック・チェアに座る。
レントゲン照射による放射線被ばくが、心配ですって? Oh、No! 大丈夫!
「あなたがこの後浴びる放射線被ばく量を心配する必要はありませんよ。 その前にあなたの寿命が尽きますから!」。 放射線は自然界に存在し、日ごろ私たちが浴び続けて格別のこともない事実を告げ、冗談に紛らせて教えてくださったのは、当時NTT西日本大阪病院の放射線科部長(その後大阪大学医学部教授など)の大井博道Drだった。
不確実性の近未来を案じるよりも、「而今(じこん=今)」の生を信じるように、とご教示いただいた。
明日ありと 思ふこころの仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは 『親鸞上人絵詞伝』に残る心のありようが、当時【余命半年】であった多重がんの私の心に深く刻まれた。
人はいずれ死ぬ。 とりわけ私は、ほどなく逝く。 そのように覚悟を決めていた私が、その後21年の永きを生き伸びている。
重いがんを病んで、いま、死と向かい合って負けそうになっておられるあなた。 OK、大丈夫ですよ! まだまだ、生き延びる道があるはず。
まずは、自分の中の【治る力】を信じましょう。 そこからすべてが、始まりますよ。
今日は床に置かれたスリッパが、いつだったかはラックに立ててあった。 さくら、迷わずピンクのスリッパを取り上げ、ナースが困ったようなお顔で、「あのぉ、それ、お子さま用なんですぅ」って。
あはは。 いつも、どこかの釘が1本抜けているんですよ、私。
なぜか、足先が冷えて、冷えて、頭痛がするほど冷えるものだから、先月に掃除をしてビニール袋できちんとしまったあった足温器の、ビニール袋を半分はがして、通電する。
30分ほどで、下半身がほっこり♪ あ~、あったかいー!
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