♪頭、首、肩、腰。 体中が痛んで、 渡邊さんの車で寝ている。

６月３０日(月)　晴

６月最後の日だというのに、３日前から頭、首、肩、腰。そのほか体中が痛んで、寝返りも打てないの。
この首、肩の強ばりと凝りと痛みはナニ？
頭も痛いし、腰も張っている。
膝もがくがくして歩きづらい…

いつもの私は、どこに行った？

そんな繰り言を言いながら、踊りのお稽古からの帰り道は、渡邊さんの車の後部座席に寝たまま、秋山整形外科に送っていただく。
持つべきは、近くの心優しき先輩♪

いつも、ありがとうございます。


　　　　　　　　　

秋山先生のデスクんは、昨年来のビク事故のカルテが1年間分残っている。
最初はともかく、その後はあまり真面目に通わなかったけれども、今年の5月に示談が成立している。

…にもかかわらず、「この症状って、もしや、事故の後遺症かしら？」などとよけ印不安を掻き立てる。
わたしって、痛みに弱いのね！




　　　　　　　　　

秋山整形外科から、１５分ほどの道のりを歩いて帰る。

この季節、夜には蛍の飛び交う、田んぼ沿いの小道。
さくらの好きな、道♪

毎日のように、スーパーや書店に徒歩で通い、少しばかりの買い物に疲れて、道半ばのこの、消防小屋にたどり着いて、座り込み、トマトジュースをひと缶飲み干して一休みするのが、一人暮らしになったばかりの私の切ない慣わしであった。

あのころに比べたら、今日の私の、この体の如何に元気であることか！！
たとえ、節々、骨々、筋肉の痛みが、どれほど強かろうとも。

心に喝を入れながら、スタスタ歩く。

あぁ、しかし。
痛いなぁ。


あ、ったた、たたた…


　　　　　　　　　

夕ご飯を作る気力はなく、焼き豚の切れ端、たまねぎ、にんじん、しいたけ、きくらげ、つまり残り物をに刻んで炒め、卵でとじて、白いご飯にのっけ盛り。
わかめと絵の着丈のスープ、なすのピリ辛煮、モズクの二杯酢、ちりめん山椒。

みんな手作り、インスタントな夕ご飯。

でも、しかし。
昭和の母の、当たり間の夕ご飯。