1月8日(水) 曇のち雨、強風にあおられる
お昼過ぎに、病友ゆきちゃんの足圧の師匠が来られると聞き、施術を受けに参上した。
山崎忠昭師、30代のお若い方で物腰が優しく丁寧なのが好もしい。
最初に前屈、後屈、腰のひねり、首の前後左右への動き具合のチェック。
「この感じを覚えておいてくださいね。 では、始めましょう」
程よく暖かいマットに横臥し、首を踏んでいただく。
足圧とは、頂戴した名刺の . . . 本文を読む
1月7日(火) 曇のち雨
今年初めての学童見送り。
昨夜もパソコンの作業をしていてベッドインが午前2時。 早朝のボランティアは少し辛いけれど、「めげない、逃げない、へこたれない」、「老いの一徹、後家の頑張り」
何より、子どもたちの「おはようございます」の声に励まされる。
ありがとう、有難う。
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1月6日(月) 晴
午前10時半、名張市立病院の整形外科と眼科を受診する。
年の初めの病院通い。
なんと、不埒な老婆ではあるけれど、何しろ年末年始の腰の痛みと言ったら、鉛の板を張り付けられたような按配で、冷たく重く、芯の痛みが自覚された。
おまけに、長く動作業を続けていると息が詰まって来る。
前かがみに立ち止って、吐いて吸って、吐いて吸って、腹式深呼吸を続ける。吐くことから始まって、鼻から . . . 本文を読む
1月5日(日) 曇
早いですね。
月日の経過。
はや、お正月も5日を過ぎた。
腰に鉛の板を張り付けたような重苦しい痛みをなだめつつ年越しをし、少し軽快したかとは思うけれど、芯の痛みは残っている。
明日は、名張市立病院の整形外科を受診しようと思う。
余命半年の多重がんから逃れてきたさくらは、自分の体に変調を来した折りにはまず、近代医学のデータにわが身を映す。
それによって、正確な病名乃至は . . . 本文を読む
1月4日(土) 晴
少し寒くはあるけれど、穏やかな一日。
今年は元旦から好天に恵まれ、家族9人が恙なく過ごせてほんとうに、良かった。
家孫が少し咳の残る風邪をひいており、「お正月が明けたら、布施の鈴木先生のところに行って診ていただきましょう」と言うのに、「いいえ、名張の病院で」とママが聞いてくれない。
がんの病友がたは、大阪や名古屋のがんセンター、奈良の二つの大学病院、天理よろず病院、三 . . . 本文を読む
1月3日(金) 晴
早朝7時過ぎ。
眠い目をこすりながら、末孫が帰って行った。
今日は、大阪の母方の祖母のところに年始のご挨拶に行くという。
「また、来るね♪」
今年はもう、6年生だ。やがて、友人たちと作る外の世界に出て行き、老婆のところでは、この言葉をいつまで聞くことが出来るやら。
老婆は、君が昨夜、鼻歌交じりでカレンダーの裏に走り書きしていったイラストを眺めて、感懐にふける。
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老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?