友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

却って悪いことをしたのだろうか

2024年06月28日 17時08分11秒 | Weblog

 孫娘が昨日、ふたりの息子を連れてやって来た。夕方、ピアノを運ぶ業者が来ることになっていたので、その打ち合わせのためだ。10月に4歳になる長男は、「ブロックで家をつくる」と言う。我が家に来るたびに、造り方が細やかになっていて面白い。

 8ケ月の次男は、長男のやることに興味津々だ。移動手段はハイハイだが、随分スピードが増した。長男に何をされても、泣かずに纏わりついている。長男がルーフバルコニーで水を出して、裸になって遊び始めると、次男も水の中をハイハイして回っていた。

 3人は我が家で夕食を食べ、風呂に入って帰って行った。持ち物が多すぎるのに、どういう訳か長男は「抱っこ」とせがんで、母親にしがみつく。「男の子なんだから、荷物の1つでも持ちなさい」と言いかけて止めた。そういう決めつけが良くないと育児書にあったから。

 孫娘たちが駐車場を出発して、5分もしないうちに電話が鳴った。「(長男が)パパちゃんと、バイバイしていないと泣いている」と言う。車が出る時、カミさんは車の窓から手を入れて、タッチしてバイバイしていたが、私は安全確認のため、車よりも前にいた。

 私が長男に冷たい態度を取っていると、彼は察したのだろうか。その繊細な感情が上手く育ってくれるようにと祈る。子どもは無邪気に、そして自分勝手でいい。そのうち、好かれる行為と嫌われる行為を、自然に覚えていくだろう。

 その人のためだと思った行為が、逆に腹を立てさせることになったりもする。人間は難しい存在だ。自分を理解してもらうために、一生懸命に行ったことが逆目に出ることもある。昨日はそんなこんなで、ブログのUPが出来なかった。

 今朝、階段のところに1匹のバッタがいた。こんなところにいては可哀想だと思い、捕まえて放してやろうと、箒ですくいとったはずだったのに、見るとどこにもいない。却って悪いことをした気がした。


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