認知機能検査の方法が変わった。県警本部交通部から、日時と場所を知らせる「お知らせ」が届く。以前は自動車学校での検査だったので、予約が取れなくて大混乱を招いたから、事前に警察署で検査を受け、次に自動車学校で運転実技の検査を受ける手順になった。
所轄の警察署は建物も狭いが、駐車場はもっと狭い。「お知らせ」にも「※駐車場に限りがあります。公共交通機関でお越しください」とある。私は電車で行って、駅からタクシーで行くことにした。ところが駅前にはタクシーがいない。流しのタクシーを拾おうとしてもなかなか来ない。
「来た!」と思って手を挙げるが、客が乗っているのか迎えに行くところなのか、止まってくれるタクシーはいない。検査開始まで30分しかない。急いで駅に戻り、「タクシーを呼びたいのですが」と声をかけると、「ここに電話してみて」と小さな紙を渡される。持っていたケイタイで電話する。しばらくするとタクシーが来た。
警察署には何とかギリギリ間に合った。検査を受ける人は10人で、それぞれ呼ばれて部屋に入って行く。私が呼ばれたのは一番最後だった。出かける直前まで、カミさんは心配して出題される絵を何度も見せ、「ハイ、答えて」と予習を受けた。実は、これがいけなかった。パターンは4つあり1パターンで16の絵を覚えるから、64の絵を見たことになる。
絵を見ながら声を出して読み上げ、覚えていくのだが、「それでは見たものを書いてください」と言われても、13しか書けなかった。それもAのパターンのものか、BなのかCなのかそれともDなのか、混乱してしまった。事前に見てこなければ、その場で見たものだけを思い出せばよいが、余りにもたくさん見過ぎて何が何だか判らなくなってしまった。
3週間後に、採点結果が届くという。楽しみのような、怖いような、全く自信が無いがどうしよう。
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