2020.06.09 紫陽花便り

５月末に親友からお手紙が来た。あじさい荘の主からだった。

中を見ると、「素敵な紫陽花模様のレターセットを頂いたので、

誰にお手紙しようかと考えて、貴女にしました」とあった。

 

紫陽花模様の色合いも素晴しいが、模様に立体的と言うか、

素晴しい凹凸があって、それがとても美しい。

私を選んでくれて、ありがとう。

 

筆無精の私だが、ご返事を書いた。又、パソコンで。

紫陽花のシールを貼った。

 

表書きの方にも紫陽花のシールを貼る。

紫陽花の切手があるといいのだが、無かったので、綺麗な百合の

切手を貼って送った。

 

すると、彼女からお電話があった。綺麗な百合の切手持ってたのね？

と、葉書や手紙を出し合っても、やっぱりすぐ電話し合うことになる。

 

その時、私は聞いて見た「今年の紫陽花の咲き具合はどう？」と、すると、

今年はあじさいの育ちの悪い年であると。

今までは、毎年２０日頃に「あじさい荘麻雀」していたけど、最近は毎年、

見頃が早くなり、今年は10日迄ぐらいで終わりよ。」とのこと。

 

それを聞いた私は、厚かましくも、コロナで自粛中の世の中なのに、

「だったら、6月中に麻雀やれない？紫陽花見に行きたいわ。」と言って

しまった。

彼女は、皆さんに聞いてみるわと言って，皆に図ってくれた。

糖尿、高血圧のあるHさんは、「朝体温を測ってから家を出る。お弁当は

もちろん、おやつも自分が食べたいものを，自分の物だけ持参する。

お茶以外は一切出さない。時間は、短く切り上げる。」などの条件を上げて、

１１日に集まることになった。

 

しかし、昨日、さくらさんに会って、「いくらなんでも早すぎる」と叱られた。

せめて６月の終わりにしないと。」と。

さくらさんは、やはり現役だけあって、よく分かっている。私は恥ずかしい。

それで，私は電話して、撤回したいと申し出た。

皆さん、とても残念そうではあったけど、すぐ納得してくれた。

病気の人もいるのに、配慮が足りない私であった。反省している。

 

その後，私を気の毒に思ってか、あじさい荘の君が「写真を送って上げる

からね」と言って、きれいな紫陽花の写真を送ってきてくれた。

この場所には、いつも紫陽花の手前に白百合があり、良いコントラストに

になっている。今年も同じだった。

今年は，これで満足しておいて、来年を楽しみにしよう。

ガラケイだった彼女が、写メを送れる様になった。

スマホデビューしたらしい。