高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

ドイツ人のファッションセンスの秘密。

2008年10月19日 01時37分21秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
先日の『高島平ルネッサンスシンポジウム2008』で、最後にパネルディスカッションがあったのですが、とても考えさせられる質疑応答がありました。

コーディネーターの細野中央大学教授への、一般参加者からの質問だったのですが、質問の主旨は今後の社会経済を踏まえて、我々のこれからの意識の持ち方だったと思います。

欧米主要国が金融危機に陥ってますが、細野教授は大量生産・大量消費の、市場万能的な資本主義の、ひとつ終焉ではないかと語っていました。

その質疑応答の中で、以前に本で読んだドイツ人のファッションセンスついて、思いだしたのです。

10年以上前に書かれた本なのですが、ドイツ人は時間をかけて、本当に良い物を揃えていくそうなんです。

例えば食器。

高価な皿や銀食器などは、1年に1枚や1セットずつ、数年かけ家族の人数分揃えるとか。

必然的に物を大事に使いますし、物に愛着を持ちます。

ファッションも何年か時間をかけ、良いもので組み合わせていくそうです。

嫌でもトータルコーディネート力がつき、ファッションセンスも磨かれます。

厳しい時代こそ、いろいろなセンスが問われる時代。

取敢えず私は、カラオケの選曲のセンスでも、磨くことにします。

(これで、「マジンガーZ」のテーマ曲は、歌わなくて済みそう・・・)



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