高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

ベッツイ&クリス「白い色は恋人の色」

2008年11月05日 00時48分23秒 | ●「ミストラル」BGM曲候補
昨日の音楽祭の心地よい余韻が、まだ残っています。

本当に“音楽”には、人の気持ちを引付け合う力が存在するのを、実感してせいかもしれません。

そして、その力を確信したのが、この「白い色は恋人の色」という曲かもしれません。

実は練習の時に、この曲を聴いていた20代の若者から、思いがけない拍手を頂いたのです。

演奏が終わってからも、50代の女性からこの曲がとても良かったと、声まで掛けられました。

演奏した5曲の中では一番静かな曲でもあり、元々は女性の澄んだ声による、美しいハーモニー曲ですので、男の私がハモリもなく、評価はどうかな~?と思っていたのです。

昨日は原キーで歌ったのですが、普段はキーを3つ上げて、もっと楽に歌っていたので、思わぬ評判に意外な気持ちです。

本当に好きな曲なので、この曲に対する私の思いが、聴いて頂いた人の心にも、伝わったのかもしれません。

何でも気持ちが伝わると嬉しいものですね。

それも、世代や男女に関係なく、共感して頂いて最高に嬉しいです。

やはり、音楽に神(muse)が宿っているのですね。

この曲は1969年の曲でハワイ出身の二人、ベッツイとクリスが同年の8月に、サウンド・オブ・ヤングハワイアンズのメンバーとして来日し、元ジャズシンガーの青山ヨシオ氏に見出され、10月に二人のデビュー曲となった曲なんです。

作詞をした、元フォーククルセダースの北山修氏は、日本語を大事にして、基本的に歌詞に安易に英語・外来語を使わない人なんです。

さらに、日本人でもないベッツイとクリスの二人が、日本人以上に日本語を丁重に扱い、メロディーの爽やかさと相まって、初めてこの曲を聴いた時の感動は、今でも忘れることができません。
(作曲は同じ元フォーククルセダースの加藤和彦氏です。)

以前にブログで書いた気がしますが、私の娘たちが小さい頃、車でよく旅行に行ったのですが、私が中学・高校だった1970年前後の頃の曲を、車の中で流した所、当時中学生だった下の娘が、ハミングしたのがこの曲だったのです。

昨日の音楽祭は小中学生も参加するので、意図的にこの曲を演奏曲の中に入れたのですが、20代や50代の人からも喜んで頂いて、本当にこの曲を歌ってよかったと思います。

カフェ『ミストラル』が出来た時、親子で楽しめる曲として、BGMで流したい曲です。
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