高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

樅の木は残った

2008年11月19日 01時11分39秒 | ●高島平・地元コラボ企画
大東大学にも、まだ、文化の“火種”が残っていました。

先日、地元愛に燃えての痛烈な批判として、“大東大に文化はあるのか?”と、書きましたが、環境創造学部の山本孝則教授から、嬉しい連絡を頂いたのです。

今月から、先生の研究室の学生3名を対象にした、『高島平学』なる講座を開講するとのこと。

日本で最も高齢化が進んでいる高島平団地の過去と現在、そして未来を考える『高島平学』を開講することで、大学と地元の間で絆が深まるのと、地域再生のシンクタンク的な機能も、期待出来るかもしれません。

講師役として、日本のミニコミ紙では有名な村中社長を始め、高島平小地域ネットワークの代表である堀口さん、日本を代表するジャズのビブラフォン奏者松永浩等、地元の有識者・著名人が出るそうです。

何故か有識者でもなく、家族からは“おバカさん”と罵られている私にも、講師役として声がかかり、その講座でお話しをすることになりました。

これも柔軟な発想の山本先生の、成せる技なのかもしれませんが、私を呼んだばかりに、学生さんから山本先生の評価が、下がらないのを願うばかりです。

一応、私は“高島平の未来”というテーマで、3名の精鋭たちに文化論をお話しすることになりました。

学生さん達が、私の文化論で何か一つでも、触発されれば幸いです。

因みに私の“文化”の概念ですが、“人間が生きていく上だけなら、それがなくても支障をきたさないが、それがあれば生活に潤いを与え、人生を豊かにするもの”と定義付けしています。

私の担当日は12月5日(金)の午後3時~5時半になりました。

さしあたり、マーケティング的な観点から、「これからの高島平のブランディング」というお題で、皆さんと話し合ってみましょうか。


木枯らしの季節に、高島平では“文化の地方風”が吹きつつあります。


*辞書に「文化」と「文明」の違いを書いてありましたので、参考に載せてみます。
「文化」は民族や社会の風習・伝統・思考方法・価値観などの総称で、世代を通じて伝承されていくものを意味する。
「文明」は人間の知恵が進み、技術が進歩して、生活が便利に快適になる面に重点がある。
「文化」と「文明」の使い分けは、「文化」が各時代にわたって広範囲で、精神的所産を重視しているのに対し、「文明」は時代・地域とも限定され、経済・技術の進歩に重きを置くというのが一応の目安である。
「中国文化」というと古代から現代までだが、「黄河文明」というと古代に黄河流域に発達した文化に限られる。
「西洋文化」は古代から現代にいたるヨーロッパ文化をいうが、「西洋文明」は特に西洋近代の機械文明に限っていうことがある。
「文化」のほうが広く使われ、「文化住宅」「文化生活」「文化包丁」などでは便利・新式の意となる。(大辞泉より)
コメント
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