goo

『はじめて 講師を頼まれたら読む本』(3-2)

2015年12月18日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
【81ページ】
「へー」と思わせるのには、数字も効果的です。---
一例をあげると、「男女共同参画」をテーマに----
「いいですか。先進諸国の中で少子化を食い止めた国は、婚外子の出生率の高い国なんです。『夫の家事を促す』ことじやないんですよ。
たとえば、スェーデンでは56%、デンマークでは44,9%、アメリカでは34%の人が婚外子なんです。日本は、1.93%です。
つまり、婚外子でも育てやすい環境があれば、『子どもを産んでもいいか』と思う女性がいるということなんです」

[ken]たしかに、この数字には「へー」っと思わせられました。日本の少子化対策は、まだまだ個人の努力や企業での働き方が中心であり、社会的な、制度的な仕組みが不十分過ぎると思います。

【88~89ページ】
「語呂合わせ」で心象を残す
ABC→あたりまえのことを・バカにしないで・ちゃんとやる
MBA→めげない・バカにしない・あきらめない
クレームの基本「社長、限界でしょ」
謝罪・調査・原因追及・改善・処遇
「まず謝ってください。それから『調査させていただきます』です。
そして、原因を究明し、改善策を考え、その後の処遇をお客さんに報告してください」

【115~116ページ】
主催者の意図は、はずさない
たとえば企業の従業員組合や、労働組合に呼ばれた場合。多くは、社員や組合員に元気になってもらいたい。世の中に興味を持ってほしい----と講師を呼んでいます。
----「起業の大切さ」「会社にしがみついてもダメ」「安定を求めるな」などという話を持ち出す----。
主催者の意図と180度異なるだけでなく、参加者の反感を買うことにもなりかねません。

【125ページ】
売れている講師は「穴をあけない」ような注意を払っているものです。最低限、かぜなど、予防できるものは防ぐ努力をする。これは基本中の基本です。

【127ページ】
----参加者が多く、オープンスペースがある広い会場だと、後ろの席の人がタバコを吸いはじめたり、うろうろ歩き回る人が出てきたりします。そんなときでも、講師は、一人でも二人でも多くの人の関心を引きつけて、ちゃんと座って自分の話を聞きてもらえる人を作る努力してをするしかありません。そのためには、見た目の第一印象、服装も重要なのです。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )