前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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原発の使用済み核燃料対策での資源エネルギ庁の福井県議会への説明では関西電力と一体で県民ごまかす岸田政権への信頼は揺らぐばかりだ

2023年06月24日 | 福井県政

 昨日は各種会議や会合がつづきました。また福井県議会で原発の使用済み核燃料対策での資源エネルギー庁の小澤次長が福井県議会への説明がネット配信され傍聴しました。

これは原発の使用済み核燃料についての県外搬出の県と関電の約束について、関電が「フランスで使用ずみMOX燃料再処理の実証研究すすめるために関電の使用済み燃料から200トンを搬出する」ことで「県外搬出の県との約束を果たせた」と杉本知事に説明したものです。

 資源エネルギー庁次長が櫻本副知事と県議会に説明しました。

 多くの議員からも全体の5パーセントにすぎず、約束を果たしたとはいえない、との厳しい声が相次ぎました。

 関西電力と一体で県民ごまかす岸田政権への信頼は揺らぐばかりだ、ではないかと思います。

 

 しかし、今回の説明の時期と内容などを考えれば、知事改選後の人事の時期、高浜再稼働発表直前などに重なり、回答約束の期限までは半年ぐらいあるわけです。国や関電も県や議会の反発は想定内でしょうから第2幕も想定されます。

 そこで大事なことはこのようなゴマカシの説明に県庁や県議会は了承を与えず、それこそ関電が約束した通り老朽原発の再稼働とその準備の中止をふくむ厳しい対応を関電につきつけることが必要です。

 このような回答とともに来月の老朽高浜原発の再稼働スケジュールを発表した関電の姿勢は、新たな使用済み燃料を作り出すことにもなり、県、議会、県民を愚弄するものです。知事も議会も胆力が問われる局面です。

 昨夜は県庁、関電前再稼働反対金曜行動でも国と関電の説明に対する批判を行いました。きたる総選挙では、ふん詰まりの原発を推進する原発回帰の法律を強行した岸田政権、維新、国民民主に厳しい審判を下しましょう‼️