なんと、報道ではプルトニウム燃料の特殊な高浜原発3,4号機まで40年を超える運転計画が了承される動きです。
関西電力のごまかしの使用済み核燃料対策ロードマップには県議会内外から「期間などが守られるのか」「際限なき再稼働につながるのではないか」などの疑問の声がだされています。
根本問題はあらたな使用済み核燃料をつくりつづける再稼働ですが、高浜原発3,4号機にはさらに、プルサーマル発電原発という特殊性の問題があります。これは通常燃料なら水冷プールから乾式キャスクに移動できるのが15年程度といわれていますが、プルサーマル発電燃料の使用済み核燃料は同程度に冷却するには100年間の水冷が必要と試算されています。
単純にいえば、すでに使用済みのプルサーマル燃料でも100年間の水冷が必要です。60年運転なら120年を超えて水冷が必要なのです。
当然、関西電力の乾式貯蔵計画にも盛り込むことは出来ません。こんな無責任な原発推進政治は見直さないと、子々孫々にいたるまで大変な放射性物質のつけを残すことになります。杉本知事や福井県議会はこんな無責任なプルサーマル運転の40年超延長を認めてはなりません。
昨日は県議会開会。残念ながら、議場で訴えることは出来ませんので街頭宣伝で、かねもと衆院予定候補らと訴えました。激励ありがとうございました❣️
■読売新聞 《高浜原発3・4号機、40年超運転容認へ…町長が近く福井県に
来年で運転開始から40年となる関西電力高浜原子力発電所3、4
2011年の東京電力福島第一原発事故以降、原発の運転期間は原
3、4号機はそれぞれ来年1月、6月に運転開始から40年となる
高浜町議会は今月14日に特別委員会で運転延長を容認しており、
国内で運転開始から40年を超えて稼働している原発は17日現在