志位和夫議長講義「自由に処分できる時間と未来社会論-- マルクスの探究の足跡をたどる」を視聴。永遠の不戦をうたう祈りのハーモニー「混声合唱組曲 悪魔の飽食」。8月4日午後2時。ハーモニーホールふくい。
昨日は、日本共産党・志位和夫議長の講義「自由に処分できる時間と未来社会論-- マルクスの探究の足跡をたどる」をたっぷり視聴しました。
著作として発刊された「資本論」と探究過程のノートなどからなる「草稿集」をセットで学ぶことの意味を強調されました。
その冒頭の部分では・・・「「1857~58草稿」--自由に処分できる時間と未来社会論の最初の表現。社会の発展は、時間の節約にかかっている。
自由に処分できる時間の創出は、科学、芸術などの生産のための時間の創出。資本家は自由な時間、すなわち文明を横領する、と。」
身近に引き寄せて考えれば、納得できますね。芸術創作者としての才能開花の時間の問題だけではなく、芸術を享受する側の時間も同様でしょう。
音楽評論家の小村公次氏によれば、コロナもあり、急激に音楽に無関心層が増大し、音楽への支出額も減っているといいます。(雑誌前衛より)
音楽以外の分野でもコロナ後の回復を阻むのは、異常な物価高騰と実質的に下がり続ける賃金、年金ではないでしょうか。
これは自然現象ではなく、政治の責任です。労働時間の低減と賃金・年金の引き上げこそ求められていると痛感します。
Youtube では資料付きで視聴できますのでおすすめです。
音楽の話をだしましたので・・・・
永遠の不戦をうたう祈りのハーモニー「混声合唱組曲 悪魔の飽食」。8月4日午後2時。ハーモニーホールふくい。2000円。
戦争を考える8月に、ぜひ鑑賞したいコンサートですね。お問い合わせは合唱団事務局 辻さんまで 0776261292 。