福井県議会総務教育常任委員会。福井農林演劇部「明日のハナコ」。期末手当削減、会計年度職員まで削減は9県だけ。便数削減・料金値上げの新幹線では・・・。福井市でのアリーナ建設計画問題。

昨日は福井県議会総務教育常任委員会でした。
「県立学校募集定員では1クラスあたり36人以上学級で学ぶ生徒が全体の48％となり、今年度の40％から大きく後退する問題」を指摘。
「福井農林高校演劇部。明日のハナコをめぐる教育委員会の対応」では演劇部所属の1，2年生対象に人権のことなどを授業で習っていない子がたくさんいるので基本的内容を9日の研修会では授業した、などと答弁。私は人権、表現の自由などを守ることが大事、など強調しました。
　すでに議決し減額支給された県職員のボーナスについて、全国の状況を質問。「47都道府県中35団体がこの12月手当で削減した」と答弁、うち会計年度任用職員への対応についての質問では、「9県」との答弁。なんと期末手当削減した３５団体の内、26団体は会計年度任用職員の手当削減は行わなかったのです。改めて弱い立場の会計年度任用職員に冷たいやり方だと指摘しました。
　また、新幹線計画に関して、コロナ禍で、ＪＲ東は新幹線の便数削減とグリーン料金の30％値上げ、ＪＲ西は車掌の削減で2人から1人に、などと報道されていることで、「当初語られていた新幹線より、便数少なく、料金値上げ、車掌削減で安全性に課題」となりかねない、と指摘しました。また、観光についても、敦賀以西は７，８割がトンネルで東海道新幹線のような観光期待はできない、と指摘しました。
　福井城跡の活用案の提案がだされました。当面の観光客利用のためにも、県庁地下駐車場を土日などには有料開放を検討を、と提案。しかし、県側は民間がありその予定はない、と。残念。
　一般質問でもとりあげた福井市でのアリーナ建設構想についても、「福井市は財政難で中核市認可が延期された。新文化会館も止まっている。」などを指摘し、福井市への財政負担となりかねない新たな計画の問題を指摘しました。

県民福井より