前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県の補助金手続きミスで7億円余の補助金を受け取ることができず、県民負担か❢ 過去の分も県議会・県民に隠ぺい。知事はじめ当時の幹部の責任は重大です。かつては、外郭団体で責任者の辞任と「弁済」事案も。

2024年07月07日 | 福井県政

 福井県の補助金手続きミスで7億円余の補助金を受け取ることができず、県民負担か😡😡

 過去の分も県議会・県民に隠ぺい。知事はじめ当時の幹部の責任は重大です。県議会やマスコミからも「杉本知事はどう責任をとるのか」との声がでていますが、巨額の補助金が受け取ることが出来ない問題と、過去に県議会と県民に事案を隠ぺいしていた悪質さを考えれば当然です。

 

 今回の報道で過去にあった「事件」を思い出しました🧐私が議会質問準備で県の外郭団体の資料をみていると資産運用で外国債券を活用していたことがあり、そのひとつが当時デフォルト懸念が報道されていたアルゼンチン債だったのです。

 私が決算委員会や予算特別委員会で取り上げても、当初県庁は「円建ての債権であり問題ない」との説明を繰り返しました。しかし、私は「デフォルトになれば損失だ」と追及し、当時のマスコミでも大きく報道されました。

 質問後のある日、担当の特別職から「お話ししたいことがある」と。部屋に伺うと、「この団体のアルゼンチン債はすべて民間の理事長が買い取ります。理事長は辞任することになります。このことは栗田知事も了解しています。佐藤議員にもご理解いただきたい」と。数億円もの債権を自己責任で買い取るとの提案に驚きましたが、トップの責任の取り方としてはそういうこともあるか・・・・・とその時は考えたものでした。後日談はいろいろありますが。

 結果的には、私の質問・提起によって県のその外郭団体のアルゼンチン債による数億円規模もの巨額の損失と税金投入は防止でき、責任者を辞任に追い込んだことになりました。

 その後、福井県は資産運用についてのマニュアルをつくったはずです。

 今回の補助金事務ミスによる巨額の「税金投入」。隠ぺいしてきたことは許されないし、杉本知事の説明のように歳出の見直しで数年かけてカバーすればいいという話でもないことは明らかです❣️

県民福井より

 

 

 

 

 

 

■NHK・・・・・国の補助金手続きミス相次ぎ 知事が陳謝 県庁全体で調査へ   07月05日 19時06分

 県の手続きのミスが相次ぎ、国から7億円を超える補助金や交付金が受け取れていないことが判明した問題について、杉本知事は5日の県議会で、ことし9月の県議会までにほかに同じようなミスがなかったか県庁全体で改めて調査するとともに、自身の責任の取り方を明らかにすると述べました。

 県は、漁港の整備などにあてる昨年度の国の補助金を請求する手続きを怠り、約4億6000万円が受け取れていないことに加え、2018年度に行った小浜市の養殖関連の施設の整備などでも、補助金や交付金の手続きのミスが発覚し、合わせて3億1000万円余りを県の財源で負担していたことを明らかにしています。

 この問題で、杉本知事は5日の県議会で、「県民の皆さんに不信を抱かせたことに加え、過去の教訓を生かせずミスが相次いだ組織の体制を重く受け止めている。深くおわび申し上げる」と陳謝しました。
その上で、ことし9月の県議会までに同じようなミスがなかったか県庁全体で改めて調査するとともに、再発防止策をまとめる考えを明らかにしました。
 また、議員が、問題の責任を明確にするようただしたのに対し、杉本知事は、「まずは今回の歳入の不足を最大限なくすよう努力したい。さらに再発防止策を考えた上で責任の取り方を申し上げる」と述べました。
このあと、杉本知事は記者団の取材に対し、「県民の皆さんに影響が出ないよう、県庁の事務的な経費の削減や事業のスクラップなどで国の補助分を複数年かけて補填していきたい」と話していました。

 



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