『影響力の武器[第二版]』(ロバート・B・チャルディーニ著、社会行動研究会翻訳)を読む。
値段は3000円、ページ数は460ページとヘビーな書物だが、さすがに初版から評価が高かっただけあり、内容は充実していた。
人はどのように説得されていくのかという心理的メカニズムを、
1.返報性
何かしてもらったらお返しをしなければならないという心理
2.コミットメントと一貫性
一度行動をとったりある感情を持つとなかなか変えられない心理
3.社会的証明
おおぜいの人が行っていること、信じていることを正しいと思ってしまう心理
4.好意
身体的魅力、自分との類似性、親密性を持っている人の言うことを聞く心理
5.権威
権威者(あるいはそれらしく振舞っている人)、専門家の言うことを信じがちな心理
6.希少性
少ないもの、残り少なくなっていくものをより好んでしまう心理
の6項目に分けて解き明かされている。
それぞれの章毎に、具体的な事例、実験例が豊富に載せてあり、タイトル通り中身も説得力を持つ。またそのような影響を自身が受けないよう対策手法も書いてある。顧客や上司、自身のステークホルダーをどのように説得していくか悩んでいる人、日常生活で変なキャッチセールスや新興宗教等に引っかからないよう防衛したい人等、説得する側・される側双方に有益な情報が満載である。
一通り読了しただけでなく、実際に役立ちそうな部分は自身の仕事にも適用していきたい。
値段は3000円、ページ数は460ページとヘビーな書物だが、さすがに初版から評価が高かっただけあり、内容は充実していた。
人はどのように説得されていくのかという心理的メカニズムを、
1.返報性
何かしてもらったらお返しをしなければならないという心理
2.コミットメントと一貫性
一度行動をとったりある感情を持つとなかなか変えられない心理
3.社会的証明
おおぜいの人が行っていること、信じていることを正しいと思ってしまう心理
4.好意
身体的魅力、自分との類似性、親密性を持っている人の言うことを聞く心理
5.権威
権威者(あるいはそれらしく振舞っている人)、専門家の言うことを信じがちな心理
6.希少性
少ないもの、残り少なくなっていくものをより好んでしまう心理
の6項目に分けて解き明かされている。
それぞれの章毎に、具体的な事例、実験例が豊富に載せてあり、タイトル通り中身も説得力を持つ。またそのような影響を自身が受けないよう対策手法も書いてある。顧客や上司、自身のステークホルダーをどのように説得していくか悩んでいる人、日常生活で変なキャッチセールスや新興宗教等に引っかからないよう防衛したい人等、説得する側・される側双方に有益な情報が満載である。
一通り読了しただけでなく、実際に役立ちそうな部分は自身の仕事にも適用していきたい。