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週末、TOTOテクニカルセンターで開催されている「安藤忠雄建築展」を見に行った。
テーマが「挑戦 ~原点から~」とあるように、安藤氏の名前を世に知らしめたまさに原点の仕事「住吉の長屋」の模型や図面も展示してあった。三軒長屋の真ん中の家を潰して中庭を配置するエキセントリックな設計。両端の居室へ移動するには一度外へ出ることになる。デザインとして鑑賞するのはいいが、個人宅としては大変住みにくそうである。氏はいわゆる“大箱”やランドスケープばかりでなく、個人の居宅の設計も数多く手がけているので、どうしてもその「居住性」について論じられることが多い。
以前何かのインタビューで、
「僕の設計した家は、夏は暑くて冬は寒い。家に体力を合わせて住んでほしい」
とコメントしていたのが印象に残っている。また氏が設計した個人住宅で、上層階にはめた窓が位置的に素人ではメンテナンスできず、毎年弟子の人がそのお宅を訪問して窓の洗浄をしている、という話も聞いたことがある。
「(個性的な)デザイン」と「居住性」は両立しない概念なのか!?
家(特に持ち家)の中で、不具合な部分に「ココ何とかしたいなあ」と思いながらも、構造上あるいはデザイン上、どうしようもないといった所がある場合、それは相当ストレスになる。「住み心地」なんてことを全く意識しないで生活できる家、それが真に「住み心地の良い家」なのかもしれない。
テーマが「挑戦 ~原点から~」とあるように、安藤氏の名前を世に知らしめたまさに原点の仕事「住吉の長屋」の模型や図面も展示してあった。三軒長屋の真ん中の家を潰して中庭を配置するエキセントリックな設計。両端の居室へ移動するには一度外へ出ることになる。デザインとして鑑賞するのはいいが、個人宅としては大変住みにくそうである。氏はいわゆる“大箱”やランドスケープばかりでなく、個人の居宅の設計も数多く手がけているので、どうしてもその「居住性」について論じられることが多い。
以前何かのインタビューで、
「僕の設計した家は、夏は暑くて冬は寒い。家に体力を合わせて住んでほしい」
とコメントしていたのが印象に残っている。また氏が設計した個人住宅で、上層階にはめた窓が位置的に素人ではメンテナンスできず、毎年弟子の人がそのお宅を訪問して窓の洗浄をしている、という話も聞いたことがある。
「(個性的な)デザイン」と「居住性」は両立しない概念なのか!?
家(特に持ち家)の中で、不具合な部分に「ココ何とかしたいなあ」と思いながらも、構造上あるいはデザイン上、どうしようもないといった所がある場合、それは相当ストレスになる。「住み心地」なんてことを全く意識しないで生活できる家、それが真に「住み心地の良い家」なのかもしれない。
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