物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

企業の永続可能性?

2009年11月19日 | Weblog
 先月の日経ビジネスに「不滅の永続企業」という特集があった。「今後も永続する可能性が高いと考えられる企業はどこか」、同誌独自の視点でランキングが掲載されている。
 以下の5点を評価項目としている。

  ①成長トレンド:過去9期の売上高の伸びの傾き
  ②投資の積極性:過去9期の投資キャッシュフローと営業キャッシュフローの割合
  ③企業規模:売上高の合計を対数変換
  ④業績の振れ幅:売上高推移を直線回帰した時の標準誤差
  ⑤株式市場の評価:00~02年3年間の株式時価総額と06~08年のそれとの騰落

 非製造業のベスト3は、

  1位:国際石油開発帝石
  2位:三菱商事
  3位:ニトリ

 以下、100位まで順位が掲載されているが、なんかピンとこない。文字通り伝統的な企業もあればバリバリの新興企業も混じっている。連日新聞紙上を賑わしている経営難の大手航空会社も堂々の44位にランキングされているし・・・。
 やはりそこで働く人材のポテンシャルと、それを伸ばす土壌(育成力)がどれほど備わっているか、という視点がないと、企業の持続的成長の可能性というのは測りにくいと思う(もちろんこれを数値化するのは至難のワザ)。
 仮に10年前・20年前に同じリサーチをして、そのときランキングが、今回のランキングと比べてみてどうか、すなわち「永続可能性という指標が本当に永続しているのか」を検証してみても面白いかも?
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