物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

スピーチで機械に頼る男がいるんですよぉ。な~に~!?やっちまったなあ!

2009年04月01日 | Weblog
 麻生太郎首相が31日の記者会見で、「プロンプター」を使用したことが話題になっている。「プロンプター」は会見用の原稿を演題の左右に設置した透明なガラスに表示する原稿映写装置である。これを使うと、視線を卓上の原稿に落とすことなく、前方を向いたまま原稿を読むことができる。オバマ大統領もこの装置を使ってスピーチを行ってたことが判明し、一部のメディアでこれを批判する記事が掲載されていた。この日、われらが宰相は記者団を見渡しながら、漢字の誤読もなく無難に会見をこなした(パチパチ)。
 私はこれまで仕事の関係で「プロンプター」を使用するシーンに出会ったことはない。ビジネスの世界では説明やプレゼンテーションには「パワーポイント」を用いることが多い。確かに、パワポがあれば人前で1時間以上話すのも苦にならない。随分助けられている。ただしその分仕事で、資料等抜きで話のみ、みたいな場はあまり経験することがない。「なんもなしで1時間人前で話してみろ」と言われると、相当周到に準備しないとやれる自信がない。
 「プロンプター」にせよ「パワーポイント」にせよ、こういうシロモノに頼っていると、「地シャベリ力」(←んなコトバないけど)は意外と鍛えられないのだ。ある意味ハイテク?機器の功罪である。
 麻生もオバマも、「本番、プロンプターの機械トラブルにより演壇で立ち往生。そしてその映像が世界中継」なんてことのないように祈る。
 男は黙って「しゃべくり一本」!
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